平成20年予算特別委員会 書面審査 保健福祉部

◯荒巻委員
 1点、民間の社会福祉施設の運営支援についてお尋ねをいたします。
 保育所とか、障害者福祉施設とか、また老人施設も含めて、民間の社会福祉施設が今かかる現状として人材確保の問題で大変苦労されている、また制度改革への対応、介護保険制度、また障害者自立支援法等、今さまざまな変革の中で、大変厳しい危機感を持って運営をされている施設が多いと伺っております。
 本府におかれましては、今まで振興補助金という形で運営を支えていっていただいたという、長年にわたっての御尽力に対して、多くの経営者の皆さんが感謝をされておったと聞いています。
 ただ、今回の平成20年度の当初予算におきまして、今までの振興補助金という形から今回は人材確保、またサービス向上補助金という形で組み替えをして、新たな制度を創設されたということです。何分新しい試みゆえに、今までの補助金が打ち切りになってしまうのではないだろうかなど、そういう不安もあります。中身的に、5億円規模ということで、本当に変わらぬ、今大変財政が厳しい中でありながら、府の姿勢を見せていただいているので、この取り組みについての考え方であるとか、制度の内容について、お示しいただきたいと思います。

◯保健福祉部長
 民間の社会福祉施設に対しましては、従来から関係の皆様方の御意見、御要望もお聞きしながら、施設整備に対する支援、さらに運営に対する支援を行ってまいりました。そういった中で、今年度26億円の予算をお願いしているわけでございます。
 今、御質問の民間社会福祉施設整備振興補助金につきましては、従来4億円の予算を確保しまして、その4億円は専ら施設の整備あるいは備品の整備に充てていただく。借入金等がある場合には、その借入金の返済に充てていただくことを眼目として運営をしてまいりました。
 ただ一方で、委員からもお話がございましたように、民間社会福祉施設をめぐる状況は非常に変わっておりまして、特に人材の確保といったことは大きな課題になっております。今回、平成20 年度の予算では従来の振興補助金の予算枠を活用しながら、約半分は従来どおりの考え方で助成をさせていただきながら、残る半分、2億円でございますけれども、これは例えば職員さんが介護休暇や病休などをとられた場合の代替職員の確保、あるいは健康診断、さらにスキルアップのための研修、そうした人材の確保に充てていただくように、予算の組み替えを行って、現在お願いをしているところであります。
 ただ、そういう考え方に基づいて、今後執行してまいりたいとは考えておりますが、一方で、従来この補助金を財源として資金の返済計画を立てておられる施設もございますので、そういったところに御不便をおかけしないように、従来の補助額が確保できるようにきっちりと整理をしながら対応してまいりたい。その上で、各施設で人材確保についてしっかりとした取り組みをしていただけるように、私ども関係者の皆さんの御意見をお伺いしながら、来年度に向けて計画づくりといいますか、取り組みを進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯荒巻委員
 施設もまたそれぞれ事情や、また背景も違うわけですから、地域の福祉の拠点としてサービスを提供しようと頑張っておられる施設に対しては、ぜひ支援を継続していただいて、また運営面で助けていただけたらと思います。
 以上で質問を終わります。ありがとうございました。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員会 理事
  • 議会運営委員会 議会改革検討小委員会 委員長
  • 農商工労働常任委員会 副委員長
  • 持続可能な地域社会に関する特別委員会 委員
  • 京都地方税機構議会議員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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