平成22年警察常任委員会2月定例会 2日目

◯荒巻副委員長
自転車の問題だけ、1点お伺いします。
昨年来より常々申しておりましたけれども、 自転車の交通事故防止対策というところで、大変指導の強化をしていただいたり、マナーの向上に努めていただいているということは、よく私も地域での、例え ば鴨川界隈、川端通等、よく警察官の方が指導しているなという風景も目につくようになってきましたし、まだ今徹底しきれている状況ということは言い難い現 状だとは思うんですが、そういう変化は出てきているということで、取り組んでいただいているなと思うのです。
その自転車にかかわる交通事故の状況に変化が出てきたとか、例えば件数が減ってきたとか、その辺がわかれば教えていただきたいと思います。

◯交通部長
確かに委員お話がありましたように、では今何件減ったかという話ではなくて、例えば五条署管内なんかも、非常に厳しく指導をするようになりまして、かなり件数が減っているということは事実でございます。
以上です。

◯荒巻副委員長
数字でデータとかあったら、教えていただきたいのですが。

◯交通部長
自転車が関係する交通事故の状況ということでございますけれども、全事故が大体1万 5,000件ございまして、そのうちの21.9%が自転車事故ということで、3,280件ということでございます。それから死者数は13人、負傷者数は 3,320人という状況になっていまして、全事故が非常に減っている中、自転車事故は横ばいしているということで、パーセントが上がっているという状況になっていまして、特に京都市内がそのうちの70%を占めているということでございます。
以上です。

◯荒巻副委員長
まさに京都市の話なのですけれども、本当に自転車協議会のほうで駐輪場も足りない、まだマナー面においても徹底されていない危険な状態にあるというところで、よくいろいろな協議をされているわけですけれども、先日警察においても、京都市と取り組みの協議をしたということでございます。もちろん常々警察と行政がこれはやっぱり連携していくことによって、地域ぐるみでマナーアップの醸成の機運を高めていこうという指摘もあったと思うのですが、その先般の話し合いの内容とか、わかる範囲で教えていただきたいと思います。

◯交通部長
昨年5月に実は自転車のマナー啓発をやりまして、それでもなかなかよくならないということで、7月から非常に厳しい取り締まりを始めました。
取り締まりはしておりますが、警察だけではいかんともしがたいということで、今、荒巻先生のおっしゃったように、京都市と今年の1月12日に担当部局と交通部ということで話し合いをしまして、京都市自転車マナー向上等適正化協議会というのを立ち上げました。この中で、自転車利用環境検討部会とマナー向上検討部会を設置をいたしました。自転車利用環境検討部会というのは、通るところがなければマナーがよくならないだろうということで、道路をつくってくださいよということをやはり行政に働きかける意味で、この部会をつくりました。それからマナー向上というのは、やはり行政みんな全市民でマナーを向上していきましょうということを目的に部会をつくりました。これの統一行動というんでしょうか、2月16日に京都市内で京都市本庁のほうは京都市長以下関係局長さん、それから府警本部は本部長にも出ていただきまして私も出まして、各区役所も各警察署とタイアップしてやりましょうということで、統一行動をやりました。それで引き続きやはりこういったことは、やめてしまいますとまた元の木阿弥になりますので、継続してやっていく必要があるかなというように考えています。

◯荒巻副委員長
本当に継続していただいて、こういう意識改革というか皆さんのモラル水準の底上げはちゃんと図っていただきたいと思いますし、今後具体的にどう対策するかという方向性の中では、やっぱり昨年からいろいろな委員が指摘していると思うのですが、やっぱり歩行者と自転車のすみ分けとか、また区分であるとか車両としての道交法の責務の明確化と、あと取り締まりの徹底という点は、私はやっぱり強化していただきたい。実際に事故に遭ったり、事件としてカウントされていない当て逃げみたいなことをされた人たちの気持ちをよく地域でも聞くのですけれども、その辺の人たちが納得するような形での働きかけをぜひ行っていただきたいと思います。
あと、京都市について特化して1個だけ確認したいのが、3人乗り自転車ですね。幼児を前後に乗せるのが、昨年規則ができたのですよね。ということで、今年の10月ぐらいから京都市はすごい規模ですね、700台ぐらいの規模でレンタルを開始する事業とかやっているのですが、その辺、安全な利用を促進するための取り組みみたいなことはされていないのでしょうか。していたらその辺の報告をしていただきたいと思います。

◯交通部長
まず、京都市のいわゆる幼児2人同乗自転車のレンタルの関係ですけれども、これは次世代育成支援対策推進法に基づきまして、子育て支援活動の促進ということで補助金がおりておりまして、予算額4,200万円で700台の幼児2人同乗自転車のレンタル制度を開始していただくということになっています。やはり今委員のお話がありましたように、この幼児2人同乗自転車というのは非常にいいんですけれども、ちょっと高いものですから、普通ですと6万円程度、電動アシストですと12万円ほどしますので、やはりなかなか買っていただけないかなということがあるのですけれども、こういったいわゆる国の補助を得てやれる方法がありますので、各自治体のほうにはこれを使ってやってくださいということの普及の促進をやっておりますのと、それと二つ目の安全な利用を促進をするための取り組みはどうかということでございましたけれども、これにつきましては幼稚園、保育園、府内774カ所に対しまして、交通安全情報の提供だとか、指導者育成のための研修会を実施いたしております。また交通教室も昨年から始めまして41 回、対象2,585人に対してやりました。さらに府警本部といたしましても、5台モデルを買いまして、これを持って行きまして、こういったもので乗れば大丈夫ですよというような広報等もやっております。
以上です。

◯荒巻副委員長
その自転車自体が、保育園とか幼稚園とかの通学の場面に出てきたりしたりとか、いろいろな支援の形の中でそういう必要性だとか、安定性の部分は京都市さんがきっちりやってもらうべきだとは思うのですが、私が言いたいのは、やっぱりそういったものが今までの歩行者の環境とかに現れてきたり、車を運転する人であったり、逆にその3人乗り自転車を運転する人にとっても幼児を乗せているわけですから、今までなかったような危険があることを想定して回避しなければいけないという面で、本当に事前に交通事故を防止するような取り組みというものだけは、きっちりいろいろ働きかけて取り組んでいただきたいと思いますので、その辺、重点化してお願いして、質問を終わります。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員会 理事
  • 議会運営委員会 議会改革検討小委員会 委員長
  • 農商工労働常任委員会 副委員長
  • 持続可能な地域社会に関する特別委員会 委員
  • 京都地方税機構議会議員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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