平成20年少子高齢社会・青少年対策特別委員会2月定例会

◯荒巻委員
 家庭支援総合センターの着工がいよいよ平成20年度当初予算につきまして始まるわけですが、今度の3月26日でしたか、東山の区役所におきまして住民説明会を行っていくというお話で、私も書面をいただきましたが、今までは解体工事に関しての個別での自治会であるとか町内会に対して丁寧な説明をしていただいたことは本当に感謝を申し上げる次第ですが、いよいよ着工ということですから、設備構想に関してそろそろソフト面で大変重要な話だと思うのですが、今度の26日の住民説明会においてはおおむねどのような内容で議事進行を行っていくのか、御説明いただきたいと思います。

◯こども未来室長
 今度の3月26日に行います説明会につきましては、東山警察署と家庭支援総合センターの計画につきまして本府議会で建設の予算を計上しておりますので、これの御承認をいただくという過程で、この計画につきまして住民の皆様方に説明をさせていただくということでございます。それと、紛争を防ぐということで京都市に条例がございまして、そこで一定の地域の方には説明会を開くということがございますので、あわせて決まった地域の方にも広めには考えていますが、まずはこの家庭支援総合センターの、どういうような建物になって、いつぐらいまでに建設をするかというスケジュール等について説明をさせていただく予定でございます。

◯荒巻委員
 多様な家庭問題に対応していく総合機関ということで誕生するわけですから、もちろん多くの支援をしていただくNPOを中心とする団体であるとか、また逆に母子家庭の一時預り所もあるわけで、東山区民となって生活をされて児童が学校に行くとか、また少年サポートセンターもあるわけですから、本当にいろいろな少年補導を初め、またいろいろな事態に対応する地域機関の方に計画的に意見聴取をしていく機会というのを設けていく必要性もあると思います。まず最初に地域住民の理解ありきで、そこを一番むげにしてはいけない場所だと思うので、今度の機会でも、もちろんハード面での設備計画は説明するのは大前提ですが、こういう内容のソフトを伴った機関であるという説明のもとにいろいろな御意見を聞いて、できてからこういう箱ものですからこうじゃなくて、これから順次予算がついて設備を整えていく中で、また寄せていただく御意見を反映できるような、そういうキャッチボールのある話し合いの場をつくっていただきたいと思いますが、その辺についてのお考え方はどのようなものか、お聞かせ願えますか。

◯こども未来室長
 今回の説明は先ほど申したように、まずは建物の説明ということでございますが、建物の説明をするということは、この施設がどういうものであるかということで、家庭支援総合センターは特に警察署と違いまして、警察署さんはどういう建物かというのはよくわかると思うのですが、荒巻委員のおっしゃるとおり、4つの相談所が統合されること、それから母子生活支援施設が合築されますので、これについては特に母子生活支援施設におきましては住民として住むことになりますので、いろいろ自治会の方にもお世話にならなければいけないことが出てくると思いますので、そういうことにつきまして、中に入る機能につきましてはしっかり御説明を申し上げていきたいと思いますし、当然、住民の方から御質問とか御意見が出るかということで説明会を準備しております。

◯荒巻委員
 ぜひ丁寧に、きめ細かくやっていただきたいと思います。そして、何も相談者だけがワンストップではなくて、支援をしていただく側にも、その支援の申し入れに対してもワンストップでいろいろ対応していかなければいけないと思いますし、そういう窓口の明確化とか、そういった連携の形もそろそろ話し合っていきたいと思いますので、また計画的に幅広い、今度は地域の方を終えたら、また来たる段階においてはそういう支援団体の方とか、そういう方もまた東山の地域に住む人たちとセットでぜひ説明会をしていただきたいと要望を申して、質問を終わります。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員長
  • 京都地方税機構議会 議長
  • 京都実業団剣道連盟 会長
  • 京都府カヌー協会 会長
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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