平成22年予算特別委員会 書面審査 総務部

◯荒巻委員
 府有資産について御質問させていただきます。
 未利用資産の利活用に係る提案募集を昨年の7月から行ったということでございます。もちろん、府有資産利活用推進プランにのっとって、さらに方向性を検討する物件ということで対象例20ぐらい物件を挙げていただいて、提案を募ったわけでございます。
 もちろん、府有資産は大事な京都府の財産でありますし、経営資源等を考えて、本当にいかに、これからは民間のノウハウだったり、また資源とか、資産とかといったものを利用して維持運営、管理とかといった部分を活用していくことも大事だというのは本当に思います。一方で、今回、その20件に関して個別で府民ニーズというのでしょうか、それぞれ事情が違う場所だし、また大きな施設跡地とか、スケールの問題も全然違うわけで、これも恐らく個別の要望が来たと思います。
 多岐にわたり過ぎるので絞って、来月、洛東病院跡に東山署が新築されますので、旧松原署について、特にあそこは建物の耐震性能とか、あれは昭和30年代の建物ですから、改修して活用することは厳しいという、困難だという、そういう状態の見きわめもあったので、その中で実際集められた提案の募集の状況を教えていただきたいと思います。

◯府有資産活用課長
 提案募集につきましては、市町村と、また公的団体と、またホームページ等でパブリックコメント等も募集いたしました。それらにつきましては、東山警察署跡地に関するものはございませんでした。ただ、地元の方が要望しておられたことは聞いております。
 以上でございます。

◯荒巻委員
 では、私の認識しているところでは、パブリックコメント等以外で、実際に地元は、まさに地域の自治会、六波羅学区であったり、また、そこは弓矢町というところだと思いますけれども、当該町会長さん、また自治連合会長さんとで、地元でアンケートをとった上での要望だったと思います。もともと、あそこは宮川町とかの花街があったり、大和大路と松原通りのちょうど交差点のところですから、本当に人の往来というか、交通量も多いところです。そういうところでも、長年、地域の防犯という形での大きな役割を果たしてきた拠点で、なくなることに対する不安が大きかったというのが共通する意見です。
 では、どうしてほしいのかというところでは、東山署が東大路に出たから、それと同じものをつくってほしいなんて、そんなことは到底無理だということは皆さんわかっているはずです。
 ただ、何か目に見える形で警察機能があったという、目に見えること自体が防犯効果が高かったというところで、何か引き続き警察機能を置いてほしいということはあったはずだと思います。私も、それは警察常任委員会で、跡地が未整備状態の中で空っぽになって全く何もない状態は困るから、車両を置いていただくなり、巡回の警ら体制の重点化をしていただいたりとかといった形では警察本部には認識はしていただいていると思います。
 交番とかそういったものはやるのでしょうけれども、固定化したものとしての拠点が欲しいというのが、そういう要望だったと思います。そういった提案の可能性というのですか、実現の可能性の高さは今の段階の検討の進みぐあいではわからないものなのでしょうか。その辺のことは、また府有財産戦略活用推進本部で、総務部と、また警察本部から、はたまた東山署にもそういう案が地域から出ているということは警察署長もおっしゃっていました。その辺の調整をどれだけ図っていただいているのか、あるいはこれから調整を図っていく準備があるのか。その辺も含めて、今のところ実現の可能性をどのくらい見詰められるか、それが一番気がかりなので、その辺の進みぐあいを教えてください。

◯府有資産活用課長
 今の委員の御質問については、地域の防犯機能をどう維持するかという観点で御質問いただいたかと思います。この問題につきましては、交番の配置計画というのもございます。ポイントポイントの交番だけでなく、配置計画全体の話もございます。それぞれ所管しております警察と連携して検討を行ってまいりたいと思います。
 東山警察署につきましては、地積が大体2,000平米ほどございます。例えば何かを入れるにしても、全体としての利活用を見なくてはならないということもございますので、そのあたりも勘案しながら警察と調整してまいりたいと思います。
 以上でございます。

◯荒巻委員
 ありがとうございます。では、そういう方向性があるということで今認識させていただきます。
  2,000平米、あそこを取っ払ったら、あれはかなり広いと思います。その中でのあれは大事な大事な府の財産です。ただ、京都市内の、特に観光の中心部ですか、建仁寺の真南側ですし、六波羅蜜寺とか恵比寿神社とか、本当に観光スポットだと思います。そういった面から、今後、交番単体で考えるとかではない、全体の話だと思います。その中で、これから企画を行っていく上で、例えばそういうそこの地域特性、伝統文化といったものに資する専門的知見を持った方を集めるとか、そういう編成とか、何か企画の検討のあり方とかその辺を教えていただきたいと思います。

◯府有資産活用課長
 委員も御案内のとおり、アクションプランでほかの物件もあわせて検討させていただいております。それぞれの物件を個別に、今みたいな委員会といいますか、関係者が集まってやりますと、かなりのボリュームになりますので、アクションプラン全体として考えていきたいと思います。
 ただ、ニーズということ、私どもの資産活用の基本理念が最大の利益を府民に還元するというような立場でもございますので、また地元の意見も当然あると思います。総合的に勘案して検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯荒巻委員
 推進プランからさらに踏み込んでいく形で、20物件挙げてきたのかと思っておりました。それは当然、全体の府有資産の中でどうしていくかですから、それはわかるのですが、進みぐあいが何となくわかってきましたので、とにかくこれから、特に地域の声というのでしょうか、住民ニーズを踏まえた上での、本当に片一方でという言葉ではなくて、本当に大事なことだと思いますので、その中で2,000平米使い切る。利活用では、いろいろな、また新たな事業内容によってはPFIとかああいう形のものも何かあったりするのかもしれないのですけれども、そういう地域の声だけは踏まえた上で、これから話を進めてあげていただきたいと要望申しまして、質問を終わります。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員会 理事
  • 議会運営委員会 議会改革検討小委員会 委員長
  • 農商工労働常任委員会 副委員長
  • 持続可能な地域社会に関する特別委員会 委員
  • 京都地方税機構議会議員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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