平成22年警察常任委員会閉会中

◯荒巻副委員長
 2点だけ質問させていただきます。1点目、新聞でも報道がありました迷惑110番の増加ということですね。緊急性のない110番通報が全国的に昨年10万件以上ふえているという報道がありました。内容が、ゴキブリを退治してとか、雨戸を閉めてくれとか、足が痛いので湿布を買ってきてくれとか、もうこれは本当に事件や事故とかに対して出動に悪影響を与えたり、本当に困っている緊急性のあるそういう場面での対応に本当に悪影響を与えかねない出来事だと思ってます。こういうものの対策として、まず今実態というか構造というかその辺を聞かせていただきたいので、京都府において年間で110番通報をどれぐらいいただいているのか、その中でこういった要望や苦情とかの相談的な緊急性のない通報というのは割合はどの程度なのか、その辺をお示しいただきたいと思います。

◯地域部長
 昨年の110番通報の総受理件数は32万495件、前年比マイナス7,180件、マイナス 2.2%であります。そのうち警察が対応した有効受理件数は27万2,649件、前年比プラス2,844件プラス1.1%で、府民の8人に1人が利用されているというふうな形になっております。
 またいたずら等との関係でありますけれども、これを無効件数と我々は言っておりますけれども、4万 7,846件、前年比マイナス1万24件、マイナス17.3%になっております。この無効件数への対応でありますけれども、通信司令課では、いわゆる常習的にそのような通報をしてくる方については司令課の機械のシステムに登録するというふうな形、あるいはそのかかってきた段階での必要な注意、指導、さらには当該警察署とのタイアップによる必要な指導、警告等々を実施しております。

◯荒巻副委員長
 その無効になった中で悪質ないたずらでやっている方に対しては厳重な警告をして本当にやめさせていただきたいのですけれども、ちょっと確認したいのは、この110番という回線を使って、いわゆる日常的なお世話をしてほしい的な要望を本気で電話してくる方もやっぱり大方いらっしゃるのですか。

◯地域部長
 いたずらの中にはいわゆる若干精神的に病んでおられる方とか、さらには独居で寂しいというふうな方等々がありまして、内容が110番に沿わないというものについては必要な指導対応をしております。

◯荒巻副委員長
 できれば、この回線はもう本当に困った人とか緊急性の高いものに特化していただきたいわけです。警察に電話してなかなか出てくれなかったとかということがたまに。それは集中して事故や事件が多いときとかはあると思いますけれども、こういった指導とかで徹底できる部分はもちろん先ほどおっしゃってたように登録してやめさせる方向で動いてほしいのですけれども、本当に何もわからないでかけてくる人がいるならば、これは恥ずかしながら私も知らなかったのですけれども、例えば何か相談専用電話「#9110」と、こういうものがあるならそういう周知徹底を働きかけていただきたいとか、できたら御理解いただいて本当にこういう電話を、受け皿としてこの#の9110があるならそちらにかけてほしいとか、そういう対応はどのように具体的に実際その場面でされていらっしゃるのでしょうか。

◯地域部長
 先般、110番の日の広報啓発活動の中で110番の正しいかけ方をお願いするとともに、緊急を要しないものにつきましては#9110への電話利用をお願いしております。またそのほかの広報といたしましても、各警察署におきまして同様の広報啓発活動、あるいは交番員がつくっておるミニ広報誌、こういうふうなものにその記載をして、急ぐものと急がないものとの仕分けをお願いしているところであります。

◯荒巻副委員長
 110番に通報して、例えば湿布を買ってきてほしいとかおっしゃる方に対しては#9110にかけてほしいとかかけ直しを促すのですか。そして、さらにこの#9110で出られる方は各署にあるのですか。それとも京都府警としてどこか対応するセクションがあるんですか。そして、実際どういう対応をマニュアル的にされているのか教えていただきたいと思うのです。

◯地域部長
 #9110につきましては、本部の広報センターに設置してそこにかかるように処理し必要な対応をしております。ただ内容によりまして本来警察がとるべき措置なのかどうかというもので、とらないものにつきましては必要なその方の求められる事業所なり、あるいは要望内容に応じたところを教示するなどして、そちらのほうに架電していただいて対応していただくというふうな処理をしております。

◯荒巻副委員長
 そういう形で理解は大方、少しは要望、苦情、相談自体は数値的に昨年度減ってたわけですから、そういうのがやっぱり功を奏して減ってきてたりするというふうに考えていいのでしょうか。

◯地域部長
 減少の多くは、本来のいたずら電話を大きく減少させておりまして、架電者が一応かけてこられているという内容については必要な教示をすることで対応しております。

◯荒巻副委員長
 要はやっぱり本当にこの瞬間困っている、そしてまた生命の死活問題というか、そういう緊急場面に直面している人たちがこういったもので足を引っ張られないような体制づくりというか、環境を充実させていかなければいけないので、本当に何とかそういう御努力をぜひしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
 もう1点目なんですけれども、最近今いろいろテレビの事故とか警察の追跡調査とかという言葉がよく出てくるわけですけれども、実際交通上の警察の活動としてパトカー以外に白バイがあるわけですけれども、白バイは大変広域的かつ機動力が高いわけで、いろいろな交通事故の防止やそういう抑制の役割が本当に強いと思うのですけれども、今京都府において、そういう白バイの部隊の配備状況とかその辺はどのようになっているでしょうか。

◯交通部長
 白バイの配備状況ということでお尋ねでしたが、白バイに専門的に乗っておりますのは交通機動隊でございまして、ここには小隊長を筆頭にしまして3個小隊、33名が在籍いたしております。これは日勤で活動をいたしております。そのほか白バイは各署にも配備されております。

◯荒巻副委員長
 役割的に見て配備状況を増加させているのでしょうか。また今、過去よりふえてきている、ふやしている、重点的にされているものなのでしょうか。何か数値的に対比して教えていただけたらと思います。

◯交通部長
 人員についての資料を持ち合わせをしておりませんけれども、それほど変わってないというふうに理解しております。

◯荒巻副委員長
 あと大変危険な任務というか、本当に体が露出しているわけですから、機動性が高い分、万が一の事故があったら命にかかわる大変危険な任務だと思いますので、そういう専門的な訓練であるとか、あとは不審車両を追跡する場面とかもいっぱいあると思うのですけれども、状況に応じて踏み込んで追っかける場面とか、もうこれ以上は周囲に対して危険だからとかその辺の判断とかも要する、非常に専門的なお仕事だと思うのですけれども、その辺の訓練とか、実際道路交通上でそういう事態が起きたときに対応できるような訓練はどんな形でやっているのかなと思うのですけれども、その辺を教えてください。

◯交通部長
 確かに白バイというのは4輪車と違いまして非常に危険と言えば危険ですし、任務が逃走する車両を追跡したり、そういったこともありますので、訓練が非常に重要かというふうに考えております。そういうことで、新隊員訓練というのをまずやっております。これは8週間、淀の競馬場と長池研修場等、基本的な訓練をやります。その後に、実際の違反車等を検挙する想定をいたしまして路上で訓練を4週間やります。これが新隊員訓練、それからまた現任訓練と申しまして、現在乗務している白バイ隊員が月に1回同様の訓練をやるということとあわせまして、やはり白バイにつきましては特殊な訓練が必要ということで、茨城県のひたちなか市にあります安全運転中央研修所というのがございます。ここに隊員を委託教養ということで入所させまして訓練をさせております。

◯荒巻副委員長
 本当に悪質な運転とか、歩行者や自転車に乗っている方に危険なルール違反をする車両とかそういうものに対してやったり、白バイの存在自体がもう皆さんモラルと言うのでしょうか、モラルが高まると言うのでしょうか、やっぱりそういう交通事故を防ぐ大きな役割として大きく期待してますので、またその辺の配備状況であったり、運転技術や状況対応の機能向上に当たってより活躍していただきたいと思います。
 以上です。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 京都府議会議員
  • 元衆議院議員
  • 文化・教育常任委員会
  • 高齢社会の安心・安全対策特別委員会委員長

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