◯荒巻委員
今の七夕事業に補足してなのですが、こちらは祇園祭りが終わって切れ間なく、こういった100万人を目標にされて、期待しているイベントなのですが、内外への発信というのはどの程度やっておられるのかということと、最終見込み、予算規模をどのぐらいになるのか。また本府並びに関係団体はどういった形で分担していくのかということと、中身で役割分担です。これは10日間にわたってやるわけですけれども、特に多くの協賛商店街がここに紹介されているわけなのですけれども、イベントエリアではないところも多く入っているので、どういった形で七夕事業のにぎわいを各商店街に波及していくのかということが大事だと思っています。花灯路の課題として、単なる受身ではなくて、その動員を生かして、また波及させていくという各商店街の工夫とかもエリアから近いところ、遠いところで強弱はあると思うのですが、どういった工夫をやっているのか、御紹介できるのであればしていただきたいと思いますし、そういったことが課題となっている経済効果に結びつけるという点で大事だと思うので、皆さんどれぐらい主体的に各商店街、どういった形で参画していくのかということをまずその辺をお聞かせいただきたいと思います。
◯企画理事兼商工労働観光部長
例えば、大手筋の商店街さんが仙台の七夕の飾りをもらわれて、七夕のイベントを始められたりしているわけでございます。現在、商店街関係は我々と特に京都商工会議所のほうが力を入れて取り組んでいただいております。役割分担的に見ますと、京都商工会議所ができるだけ商業関係に七夕事業の波及効果が出るような取り組みをしていただくという役割分担をさせていただいております。
また、役割分担的に申しますと、堀川を主に京都市が担当され、我々が鴨川を担当させていただくような、大枠はさせていただきますけれども、我々、7月から8月にかけて仙台の七夕がもう日本じゅうに知れ渡ったイベントになっているわけでございますが、まだ京の七夕はそこまではいっていないわけでございまして、仙台のように、七夕のシーズンも京都の観光が非常におもしろいとなっていくような取り組みを文化も含めて、今年度からスタートさせていただくということでございます。
宣伝のほうもまだ海外までは十分できていなくて、今、特に力を入れているのは首都圏ということでございます。そういう初年度でございますので、思いは今委員御指摘のような思いを持っておりますが、準備もございますので、そういう重点を置きながら、次のステップアップができるような体制づくりもしながら、第1回目を何とか成功裏に終わりたいと思っているところでございます。