平成22年決算特別委員会 書面審査 知事直轄組織 本文

◯荒巻委員
私も国際交流事業について、先ほど二之湯委員からもありましたけれども、少々追加的に質問させていただきたいと思います。
先ほどの官中心にならないように、大学とかNPOとか、すそ野を広く府民の皆さんに参画していただこうという、そういう思いは聞かせていただきましたけれども、実際面、本当に効果のある形でこの事業を推進していっていただきたいわけで、前の決算特別委員会のときにも知事直轄組織の書面審査で質問させていただきましたときに、ちょうどそれは国際交流のグローバル化の機運が高まってきたこととか、フランスの総領事館が京都にやってきたとか、そういった時期的なこともあったんです。広くそういった多くの府民であるとか民間の活力を取り入れるためにも、そういった国際コーディネーターの養成というものをぜひ強化して取り組んでいきたいという御発言を当時の知事室長からいただいたと記憶をしております。
その点の進捗についてお聞かせいただきたいのと、もう一つは、先ほど二之湯委員も、あとNPOとか大学だけではなくて、特に経済的にとか、そういった言葉もありましたけれども、特に商工会議所とか、そこを通じて中小企業、またひいては伝統産業とか、そういった京都の知恵を生かした産業の方も、商工政策とは重ならない範囲で、いろいろな国際交流の中で生み出される機会というものを、人間関係を構築していくだけではなくて、いろいろなノウハウの交換であったり、いろいろな見本市のようなこともできると思っています。
私の知人も、京都の竹細工を生かして、それをフランスのあるブランドの会社にワインクーラーという形で採用してもらって、金属のワインクーラーを京都や日本が誇る涼を表現する竹という素材で、そのブランドの刻印を焼いていただいて今商品として展開をしていただいているとか、あとホテル業の方が、インバウンドで来るお客さんに対して、日本の生活様式というものを日本庭園で見ていただいたりとか、日本人の暮らしの過ごし方というものを体験していただくようなプランを今つくっているとか、そういったライフスタイルと融合する形で、何かいろいろな商品だったりサービスというものが昇華されて生まれてくるわけでございますので、そういう営業的な要素も、先ほどの単なる友好関係の構築だけではない、まさに京都のよさ、強みというものを発信して生かして利用してもらうことにつながると思うので、その辺の今後についての、今後どうしていきたいのかというんでしょうか、何ができるのかということも含めて今、しっかりもう一回考えて、特に今、いろいろな面で日本の海外における地位の向上、高めていただきたい時期でもありますので、その辺のお考えも聞かせていただきたいと思います。

◯桐村国際課長
国際交流コーディネーターについてでございますけれども、アクションプランの中で、こうした人づくり、人材育成というような形で取り組みを進めてまいりたいとしております。しかし、一から育てるのではなくて、よく国際交流に携わっている方々、こうした方々がもう既にコーディネーター的な役割を非常に担っていらしていただいておるところでございます。こうした方々に、いかにノウハウあるいは知識、知見等をその他のこれから頑張っていこうという国際交流団体に還元というか波及させていくか、これが一つのこれからのというか、これも一つのやり方ではないかなと考えておるところでございまして、一からそういうコーディネーター等をお願いするのではなくて、何かそういう日ごろの活動を活用していただけるような、そんな仕組みづくりみたいなものを、このアクションプランの具現化の中で進めてまいりたいなと考えておるところでございます。

◯兒島知事室長
その後の今後のあり方ですけれども、先ほども答弁させていただいたんですが、例えばイタリアの関係とか、これはもう伝統工芸の関係で、分野別ということで協定をさせていただいております。あと、ジョクジャカルタにつきましても、伝統工芸の関係を進めさせていただいております。いずれにしましても、今まで行政間だけで、先ほども申し上げましたが、どうしても一方的な考え方というのがお互いにあったかとは思いますけれども、今後はそうしたように、伝統工芸あるいは陜西省との環境問題とか分野別をより強化しまして、お互いにとってウイン・ウインといいますか、いい方向にあればという形で進めていきたいと。そのためには、行政だけでなくて大学、NPO法人あるいは関係団体とのプラットフォームの場をつくりまして、さまざまな協議をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。

◯荒巻委員
積み上げられていきますその関係性ですとか進捗というもの、また公開性というんでしょうか、見える形でまた逆に府内にも発信していただいて、また各国、各分野でそれぞれ活発に行われている、既にあるそういう動きをいろいろなオピニオンリーダーが各ジャンルでもいるわけですから、そういうのもまた全部コンポーズする形で、京都がバックアップしていただければより強力に推進できるかなと思いますので、その辺の強化も重点化していただきますように要望を申して質問を終わります。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員会 理事
  • 議会運営委員会 議会改革検討小委員会 委員長
  • 農商工労働常任委員会 副委員長
  • 持続可能な地域社会に関する特別委員会 委員
  • 京都地方税機構議会議員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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