平成22年「関西広域連合」に関する特別委員会のまとめにおける発言

○荒巻副委員長
大変重要な案件を扱う当委員会で副委員長を任命していただきましたこと、そして御協力いただきましたこと、本当に皆様に感謝を申し上げる次第でございます。
副委員長ということをさせていただいているゆえに、本当に多くの府民の皆さんから関西広域連合には関心を持っていただいた1年でありましたし、またいろいろな御意見もいただき、そしてまた府民の皆様においては、まだ少し認識においていろいろな誤解があったりして、住民開示・住民参画という点で課題があるなと所感をしております。
関西広域連合が扱っている今後の社会の進化に貢献すべき具体的な課題について、これからどう府県間で利害を調整して、そしてまた構成府県の各議会の御意見を尊重したり、またそういう英知をどう結集していくのか、どう展開していくのかという点で、今後の役割とミッションを明確に伝えていかなければいけないなと、また我々もこれからもしっかりその支えをしていきたいと思っています。
運営について、今、本当に地方が主体になって分権改革を進めていく上で、国に任せきりだと、この問題というのは全く簡単に解決しないという点で、一旦、権限・財源・人員を一体となって丸ごと移管をしていくという方法は、現時点においては非常に現実的だと思っていますし、その後において広域連合と府県との間でおのおの担う権限についての仕分けをしていくといったことも、今、これからのまさに大事なテーマだと思います。
原点としての、今後の扱う業務についての高質化と効率化をどう推進し、どう成し得るかという点を、ここだけは見失わないようにと我々も見守っていかなければいけないと思いますし、広域連合に行かれている議員の先生方にも御活躍していただきたいと思っております。
そういったことで、京都府を含めて関西圏の今後の社会に大きく貢献して、未来に向かって大きく公共性に寄与していく形で広域連合というものが発展していくことを心から祈って、また我々も努力していくことを改めてお誓いして、またこの1年間お世話になりました理事者を初め委員会の皆さんにお礼申し上げまして、所感とさせていただきます。
以上です。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員長
  • 京都地方税機構議会 議長
  • 京都実業団剣道連盟 会長
  • 京都府カヌー協会 会長
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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