◯荒巻委員
きょうも国の出先機関の移管で要請活動にいっているというお話なのですが、今まさにリアルタイム、この時刻ぐらいなのでしょうが、どういった形で今回の要請活動を行うのか、内容面を少しわかる範囲で教えていただきたいのと、資料Cの5ページに中間取りまとめ案があるのですが、これも関西広域連合で議論された内容を受けて、また臨まれるという認識なのですか。
◯本田政策企画部企画監
まず1点目でございますが、本日赴きましたのは、7日にも開催されるであろう国のアクションプラン推進委員会におきまして、実はいろいろな論点というのが実は出ておりまして、それが先年来からずっと積み重ねてきた論点から、先ほども御紹介さし上げましたように、受け皿として本当にいいのかとか、もとに戻ったような論点が出てきておりますので、改めまして、国のほうで出先機関については廃止、委譲しましょうと、その上で、できればそのまま一括でお渡ししましょうというような閣議決定もされておるんですよね。こういうもとのところを確認をして、しっかりそのとおりに議論をしてくださいというような内容が一番主になってございます。
もう1点は、済みません、聞きづらかったのでもう一度御質問お願いします。
◯荒巻委員
この参考資料Cの5ページの中間取りまとめに向けてとありますね。また多分これ、7月ぐらいに行かれて、夏前に報道で見たが、国でしかできないこともあるからとか道州制ではなくて広域連合みたいに離脱されるようなところに、そういう生命財産を預かるような機関を簡単に移管するというのは慎重にならざるを得ないという、まさにさっき資料のどこかに書いてありましたが、少し後ろ向きになってきている、少なくともまた政権が変わったのでその部分は期待したいと思っているのですが。鳩山首相のときだったら一番何でもやってくれそうなときだったから、逆に未熟な議論で一番危うい方向もあったかもしれないが、菅首相のときは一番危険、我々のこの方向性にとってはいろいろな支障があったかなと思いますが、そのときの向こうの政務官か何かに聞いた答弁で、報道でやってたが、その進捗を受けてまた今回新たにこういう形でもう一回、念押しという部分も含めて言ってるのだなと思いますが。
その次の質問は、実は広域連合内で本当にきちんと議論された内容なのか、ガバナンスが働いているかどうかが大事であるとか書いてあったり、さらに突っ込めば、某省庁がキャンペーンとか言いがかりとかそんな言葉がたくさん羅列されているので、これちゃんとした中身なのかなと。その辺の確認もあったので、そういうのも含めて、これはどういう形で反映されてきょうあるのかとか、関連があるのかとか、その辺を聞きたいです。
◯本田政策企画部企画監
申しわけございません。今、御案内のこの参考資料Cの5ページ、6ページにわたる資料につきましては、まず先ほど申しましたように、新しい政府の体制になって、非常に後ろ向きの発言とかが出てきておりますと。その後ろ向きの発言とかに対してどういうスタンスで臨めばいいでしょうかというものを大きく3つに分けて、某省庁というような不適切な発言かとは思いますが、そういう国のほうからのいろいろなシグナルというものをとらえて3つほどに区分したと。こういうものを共通認識といたしまして、先ほど申しましたように本日から国のほうに、内閣総理大臣初め関係省庁のほうに申し入れを行っていると。7日にはしっかりとした議論ができるようにということであります。申し入れた文書につきましては、既にお配りもさせていただいたと思いますが、このような表現はもちろん使っておりませんので、記事としては議論のもとになされたものを使わせていただいております。
以上です。
◯荒巻委員
いろいろな形で議論が進んで、テーマごとにいろいろな作業もある中で、その出先の移管に関して、これも例えば国の出先は職員だけで9万5,000人を超えるような状態の中からいろいろな、またこちらも地方の中で担っていける専門のチームを前に出して、それまた重複していくような業務の分担、全体の中でどれくらいちゃんと正しく運営できる形で担っていけるとか、そういう何か具体的な切り口でこの出先の移管の話を進めていってほしいなというのもあるので、広域連合の中身の、どんな議論をしているか、私も不勉強なのでこの場で聞かせていただいたんですが、とにかく進展を望む立場ですから、補えるところはお答えいただきたい。
◯本田政策企画部企画監
広域連合の分権の絡みで、特にこの出先機関の移譲につきましては、各構成府県から1名ずつを出して専門のプロジェクトチームを発足させまして、3つの地域機関について、それぞれどういう業務があるのか、どういう意思決定をされているのか、どういう予算措置をされているのか、そういった内容でありますとか、現に人員が何名ほどいるのといった議論をしております。また関係の省庁でありますとか出先機関のほうとも、そういった内容をヒアリング等しながら深めていっておるという段階でありまして、決して机上だけでやっているのではなくて実のところを積み重ねながら、きちっとした迫力ある提案をして議論を重ねているという状況であります。
◯荒巻委員
そう信じてますし、まさに原点の人、物、金といったものにのっとった形でまた議論を進めていっていただければ、それで構いません。ありがとうございました。