平成23年決算特別委員会 書面審査 総務部 本文

◯荒巻委員

数点、委員から府有資産の利活用について質問がありましたけれども、私も補足的に確認をしたいことがありますので、利活用について質問いたしたいと思います。

今、課長等の報告から、府有資産の総点検の中で調査対象、府有資産、そしてまた今後利活用資産が幾つあるかという点での御報告をいただきました。その辺の確認についてはいいのですけれども、府有財産の管理処分についての調整に関することは、今後どうしていくのかという企画や評価のあり方が大変重要になってくると思います。もちろん、庁内議論に始まって、いかに民間の知恵を取り入れたり、そこの当該地域のニーズをいかに把握していくかということを、どのような点検の手法であったり、いろいろと本会議や委員会でも出ていると思いますけれども、府有資産の活用のあり方についての評価の検討基準ですね、どういう項目で今そういう視点を持ってこの課題に対して臨んでいるのかという利活用方策案を実現していくための今後の進め方について、考え方を教えていただきたいと 思います。

◯黒瀬総務部長

府有資産の利活用につきましては、まず公的な利用価値があるものについては、これは有効に活用していかなければなりませんので、手続的には、前にも申し上げましたけれども、庁内での紹介、それから公益的な団体への紹介とか市町村への紹介等を通じてやっております。

資産価値と、それから利用価値と、その辺をどういうふうに考えるかという部分が当然あるわけでございます。答えから申し上げれば、それについて数式的に一律に答えが出てくるものではありませんので、なかなか難しいところでございます。そこで、私どもとしては、府有資産利活用推進プラン検討委員会の委員さん方に、専門家の方々に、不動産の評価も含めて、ここで今、手放すのがいいのか、持っておいたほうが将来価値が出るのかということも含めて、御議論をいただいていると。かつ、それについて活用が決まった場合であっても、例えば七条署跡地もそうでございますけれども、そこについての民間の活力をどういうふうに使うかとかといった手法についても、専門家の方々の意見をくみ上げながら、具体的に練っていっている状況でございます。

◯荒巻委員

いろいろな形で全体的に議論をなさって、府有資産全体としての話というのは、プランを立てたとき から4年間やっていらっしゃると存じています。けれども、いかに資産を有効活用していくかの一方で、いかにコストを抑えていくか。そういった経営と結びつけた感覚でファシリティーマネジメントの世界だと思うのですけれども、いろいろな機能集約で公共施設ができていく中で、片一方であいていくところもある。そういった中での地域のニーズというか、まだいろいろなウオンツの段階だと思うのですけれども、いろいろな声もそれぞれごとに上がっていると思います。そういったものを公共施設のあり方としていかに民間と協力、コストを分け合いながら運営していくかとかの中に、その地域のニーズを把握しているというよりかは集約された形でのお願いが来るだけなのだろうと思います。それを先手で府としてもこういう形で提案したいという、そういう働きかけのみんなで話す場みたいなものとかも、今後の中で今進めていかなければいけないとか思っているわけです。

一番最初には、旧本館の利用に関して大変な尽力があって、今ああいう形で機能していますし、七条署に関しても具体的な話が進んでいるということです。例えば旧松原署とか、そういう形で要望があって、要望に対しても、あそこはたしか警察機能に関して、引き続き今、治安もまだ悪くなっているし大きな繁華街もあるからという点での意見もあります。そういった形で、土地の広過ぎるゆえの、要望部分が建ぺい率からしたら少しだから、残りはどうするのかとか、そういう話で、まだ難しさもあると思います。

いろいろな形で、そういう地域や民間にもっと提案していかなければいけない段階だと思っています。

1つ、大きくこのプランを最初立ち上げたときに平成25年ぐらいを目途に答えを出していこうという、そのスピード感の部分もあったと思うので、その辺の進捗、今この平成23年度と、これからちょうど中間期だと思いますけれども、より積極的に進めていかなければいけないと思います。非常に考え方や観念の世界だと思いますけれども、その辺、もう一度部長にさらに突っ込んだ形でお知らせいただきたいと思っています。

◯黒瀬総務部長

まさに、そもそもこの府有資産活用は府民満足最大化という観点で始まっているものでございます。それが、遊休地の形で放置されているのは決して望ましいものではないと考えております。

今、御指摘いただいた中で、2種類あると思います。

例えば旧本館のように、現在活用している資産について、より府民の皆様方の満足度につながるような活用を考える。これについては、2年ぐらい前だったと思いますけれども、例えば府庁なり、またそれぞれ庁舎の利用の仕方としてももっと無駄をなくして集約をすれば、あいたスペースができて、それを府民、市民の方に使っていただけるのであれば、そういう形で現役で生きている資産について住民の方々に還元をしていくという観点。

それからもう一つは、もう使わなくなってしまったものについて、いかに転換をするかという観点だと思います。それについて、現在はいろいろな媒体を使って広報したりインターネットを使ったり、いろいろやってはいるわけです。けれども、どういう形でいくのが、本当に皆さん方の関心をちゃんと向けていただいて、その利活用についての御提案をいただけるのかということについては、これはまだ日進月歩の世界だと思います。この点については、引き続き検討しながら、一刻も早く、処分も含めてですけれども、今のまま放置する時間がなるべく短くなるようなことについて、これは引き続き専門家の意見も聞きながら検討してまいりたいと考えております。

◯荒巻委員

もちろん、大前提の経営と結びつけた形で我々の大事な府民の財産としての活用と。また、個々に応 じては皆さん言いたい放題という言い方は失礼ですけれども、あらゆるお声が出てくる。そういった中の調整という部分も、今後の評価だけではなくて、今後の進め方の手法を確立していかなければいけないと思っています。

その辺について、また大きく進めていってほしいというように要望して質問を終わります。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員会 理事
  • 議会運営委員会 議会改革検討小委員会 委員長
  • 農商工労働常任委員会 副委員長
  • 持続可能な地域社会に関する特別委員会 委員
  • 京都地方税機構議会議員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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