平成23年決算特別委員会 書面審査 警察本部 本文

◯荒巻委員

私はまず最初に、少年非行の問題について聞かせていただきます。

先ほど御指摘がありました現状でありますとか府警の取り組みについてはお聞かせいただきましたので、多くは防犯ボランティアであるとか、地域と十分に連携する形でこれからも取り組みの推進をしていただきたいと思っています。

1つ聞きたいのは、特別法犯少年の検挙の数値の中で、覚せい剤取締法違反であったり大麻取締法違反があるわけですが、実際、パーセンテージでしたら微量でございます。昨年度と比べても減っていると表示されておりますが、実際のところ、覚せい剤とか大麻に関してはまだまだ問題が潜伏しているのではないかなという懸念があるということと、その背後に暴力団との接点があるのではないかなということも感じるわけなのですが、その辺の実態をお聞かせいただけませんでしょうか。

◯寺井生活安全部長

薬物乱用での検挙、補導状況ということで申し上げたいと思います。

これは本年9月末現在、薬物事犯による少年の検挙、補導人員は5名でございます。前年同期比マイナス7名ということで、内訳は、覚せい剤取締法違反で2人、そして麻薬取締法違反が2人、大麻取り締まりが1人ということでございます。覚せい剤のほうは前年同期比マイナス3名で、麻薬取締法が、昨年は前年同期ゼロでございまして、ことしプラス2名、大麻が1名、これはマイナス5名ということでございます。しかしながら、これは検挙件数で申し上げているわけで、この数字をもって、少年がこういった事案にかかわることが非常に減少したのだとは認識しておりません。

以上です。

◯荒巻委員

暴力団とのことを聞かせていただきたいのですが、流通の出どころで絶対何らかそういうものもあるのではないかなと思うわけです。インターネットだったり、その販路というか形態はあるかと思いますが、何かネットワークとかそういう、今、暴力団排除条例で社会的に暴力団を切り離していくという機運が高まる中で、逆にこれはもっと今後、暴力団のしのぎとかが子どもに及ばないように、子どもたちとも接点を切り離していかなければいけないということは特に私はこれから重要になってくるのではないかなと思いますが、その辺についてお聞かせいただきたいと思います。

◯古川刑事部長

暴力団の薬物犯罪に関する関与状況でございますが、平成23年、ことしの9月末現在で、薬物事犯では258人検挙しております。そのうち暴力団関係者は195人で約8割。少年の関係でございますけれども、今説明したように、薬物犯罪に暴力団が深く関与しておりますので、当然裏には暴力団が関与していると認識しております。

◯荒巻委員

多くの少年補導とか防犯ボランティアがありますが、この領域は本当にプロである警察の方のお力、ぜひ率先してやっていただかなければ、全体的にこの改善は難しいと思いますので、その辺の対策、取り組みを今後どういうふうな形でやっていこうとしているのか、展望だけでも、考え方だけでもお示しいただきたいと思います。

◯寺井生活安全部長

まず、2点ほど重点的に、薬物乱用防止対策としてやっていることをお話ししたいと思います。一つは、学校と連携して、薬物乱用防止教室を現在も開催しているわけです。それを少年に対して、薬物の有害性とか危険性をさらに指導を徹底したいと思います。それともう一つは、ボランティアと連携して、薬物乱用防止のための広報啓発活動等を推進していきたいと。

あと、取り締まり等ですけれども、前の質問でありましたように、街頭活動、こういったことを非常に重視してやっていきたいと。そういったところで、まだ依然と、シンナーとかそういうことも若干ありますし、そういうのが入り口となるということで、またそういう街頭活動で、たまり場とかそういったところでの職務質問とかいったことをきちっとやっていきたいと考えております。

◯荒巻委員

ぜひとも子どもたちをそういう非社会的集団から切り離すような努力にまた全力を挙げていただきたいと思います。

次の質問は、交通事故対策について私も聞かせていただきます。

事故は減っているとはいえ、特徴として高齢者の方の割合が高まっているということで、半分近くということですね。私も朝とかに、子どもの通学路の見守りとか立っていますが、そのとき思うのは、高齢者の方が本当にいろいろな箇所で危険な目に遭っているということ。通報とか届けは出していないけれども、接触まがいのような、本当にそのまま届け出してもいいのだが、いやもう大丈夫だからということで報告されていないような件もいっぱいあります。潜在的に、高齢化社会の中で、お年寄りの方にどう配慮して、今後、これもまた地域ぐるみで地域との連携を密にする形で進めなければいけない課題だと思いますけれども、その辺、今、半数近くに上がっている事故数からかんがみて、今後どのように対策を強化されようとしているのか、その辺の考え方を最後に聞きたいと思います。

◯山形交通部長

高齢者の事故の大きな特徴は、歩行中に事故に遭われるというのが非常に多いということがあります。約半数を占めます。そのうち道路横断中が12人と、7割を占めるというのが、昨年もことしも同様の傾向でございます。これを踏まえまして、歩行者対策、運転者対策、そして保護対策及び保護機運の醸成の3つの柱を基本に、対策を実施していくものでございます。

高齢者対策、歩行者対策につきましては、当然、道路横断中の交通事故が多いということから、中央分離帯とか歩道柵、ここら辺の設置などを道路管理者等に働きかけていきたい。また、危険な道路横断をする高齢者に対しましては、地域のボランティアの方々と一緒になって声かけをして誘導していきたい。また、府域一斉の横断事故防止キャンペーンなど、集中的な街頭啓発活動を行っていくものであります。

高齢運転者対策につきましては、ドライビングシミュレーター等、参加体験実践型の交通安全教育を進めていくということでございます。また、運転免許証の自主返納を促進するための各種支援施策の働きかけもしていきたいと考えております。

保護対策及び保護機運の醸成につきましては、横断歩行者妨害など、高齢保護を重点とした交通指導取り締まり、また地域ぐるみで高齢者保護に取り組む高齢者交通事故防止モデル地区の活動の活性化をさせていきたい。また、高齢者にやさしい信号機の設置など、交通安全施設の整備に取り組んでいく。総合的な高齢者の交通事故対策に取り組んでいく所存でございます。

以上でございます。

◯中小路委員長

荒巻委員に申し上げます。

割り当て時間が残り1分を切っております。よろしくお願いします。

◯荒巻委員

ありがとうございました。本当に事故のない社会のできる限りの実現を目指して頑張っていただきたいと思います。

終わります。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員会 理事
  • 議会運営委員会 議会改革検討小委員会 委員長
  • 農商工労働常任委員会 副委員長
  • 持続可能な地域社会に関する特別委員会 委員
  • 京都地方税機構議会議員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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