平成24年文教常任委員会6月定例会1日目  本文

◯荒巻委員
私も通学路の安全確保について質問したいと思います。報告箇所が2,567ということで集約されてきていると思いますけれども、今後どういうスケジュール感でこの体制整備を、また関係部署と一緒に体制構築していくのかとか、報告の中身のことを聞きたいのですけれども。
まず、私は京都市のほうなので、京都市の教育委員会と警察と東部土木事務所という三者の中をいろいろ、私も子どもの見守り隊に入っているので、その協議の中にいるのですが、市は市で危険箇所を指定して、本当にその中でも何十箇所とみんな言いたい放題言う中で、これをまず優先順位をつけて、整備する場所だ、絶対的にだれが見てもここからだというところを選定する作業をしているのですけれども、本当に教育委員会が学校側とか地域の保護者の声を受けて警察に言っていることと、また土木の視点で警察とやりとりすることとか、三者のバランスがものすごく悪い中で、本当に危険箇所として正確に伝わっているのかなと思うので、府下においての土木と地元交対協とか、また学校関係者、市町村、しっかりきめ細やかに個々で実情をきちんと把握できている体制をとれているか、その辺どういう御留意の中でここまで、本当に事故からまだ2カ月たっていない中で、今どう進めているのか、お聞かせいただきたいと思います。

◯大橋教育委員長
安詳小学校は私の地元で、ほんの500メートルしか離れていないところなのですけれども、事故現場に近い道というだけに、早速いろいろな手だてを講じていただいておりまして、府道王子並河線の王子から入ったところでは、家がないところ3カ所にでこぼこが設置されておりますし、また、道路には白線のほかに内側に青い線が引かれていて、運転手に道が狭いですよというような感覚にさせる措置が講じられていますし、歩道側は色が塗られていて、さらに細かい狭い道と合流するところは茶色いペインティングがなされていて、子どもたちが歩くところはグリーン舗装されているということで、私は事故現場に近いだけに、迅速にするべき措置をとってくれているものと理解しております。

◯大谷総務企画課長
府域全体の動きでございますが、各学校におきまして、小・中、またそれぞれの利用者の目線で調査をしたところでございますが、今、委員から御指摘のありましたように、それぞれの連絡する必要が当然ありますので、同じデータをそれぞれ土木なり警察なりのほうにお渡しをいたしまして、また、それぞれが調査されたり、それぞれの視点があろうかと思いますので、そういったものを1つの場所に落としながら今後検討していくという手順で進めていただきたいということで、今、関係者のところと協議しているところでございます。どちらにしましても、同じベースのところでもう一度合わさないといろいろ視点が違うかと思いますので、そういう調整をしていきながら、対策を総合的に検討いただきたいということで考えているところでございます。

◯荒巻委員
私は自分の地元の京都市のところでしか物差しがないので、府下一円ちゃんとやっているのかな、どんなふうにやっているのかという興味と心配があったわけです。もちろん二度と同じような事故だけは絶対してはいけない、未然に防ぐということですね。そのための体制整備なので、効果ある整備をするなら優先順位をきっちりつけなければいけないし、それもまた本当の実態も掌握していないといけないという中で、学校関係者とか、日々そこに立っている人ら、見守っている人らの声がちゃんと警察に通じているのかというと、また一緒にやる人は交番の生安の人だったりして、交通課の人はワンクッションいなかったりして、伝わっていない場合とかもいっぱいあるのです。そういうずれが結局、何かミスマッチな体制づくりとか、何か策がおくれるとか、そういうことがあってはいけないと思うので、もう一歩、関係者との連絡協議にまた、鋭意やっていただいていると思うのですけれども、よりリアルな形で一緒に連携してほしいなという思いがあります。そういう意味で、自分のところだけ見ていても、自分のところの出している箇所が正しく伝わっているのかという疑問もあるし、本当に2,567以上あるのではないかと思います。その中で、どこからやっていくのかという話が絶対次に出てくると思うので、重複しますけれども、そういうときのためにも、まず地元の実態把握と。あと、危ないところは、この間、亀岡の事故の後に千葉県の館山でバス停の横で子どもがひかれてという事件があって、それは状況を新聞で見る限り、客観的にだれが見てもこんな危ないところがあったのだというのがあったと思うので、今回、子どもたちの通学路の安全という視点でのことなのですけれども、基本的に万人、お年寄りからどんな方まで危ないところを通学路にしている以上、子どもが絶対的に被害を被る率が一番高いと思うので、そういうところとか、ちゃんと正しく安全箇所、報告箇所を吟味しないといけないと思うので、今後、この報告を受けたところに対してどこまで精査して、今後どれぐらいのスケジュールで、2,500箇所全部やり切るつもりなのかとか、やられるには逆にこれぐらいの予算がかかってしまうとか、その辺のイメージが少しわからないので、全体的に教えていただけませんでしょうか。

◯橋本教育次長兼学校安全対策監
まず1つ、先ほどから申し上げております2,567カ所ですけれども、京都市の小・中学校はもともと入っておりません。という前提でお話しさせていただきます。
今回、先ほど来、委員からも御指摘がありますように、これまでですとばらばら、警察は警察の立場、道路管理者は道路管理者の立場で、それぞれ自分たちの危険箇所という判断から、連携をよくとらずにこの問題に当たってきた、そんなことがあったかと思いますけれども、今回の大変痛ましい事故ではありましたけれども、このことを契機に、初めてと言っていいかと思いますけれども、教育委員会サイド、ユーザー側から見た徹底した調査を一度やった。それぞれの警察も道路管理者もやりましたけれども、先ほど申しましたように改めて私どもの調査した結果というものを共通の材料にして、これは実は地図上にも具体的にどこというのを落としながら、関係者がみんな集まって、土木事務所、警察署、道路交通連絡会議という場で一個一個議論する、精査をしていくというやり方ですし、あわせまして、そこで議論して精査した結果として、恐らくこれは結論としては、例えば道路改良、道路管理者による対策がとれる部分、とりたいけれども、すぐできるかできないかとか、これはあるかと思いますけれども、あるいは警察署による規制によってカバーする部分、それから学校サイド、ソフト対策含めて、あるいは通学路の見直しというのもあるかもしれませんけれども、それぞれ三者が三者の立場でできることをやっていく。あるいは本来はこうすべきだけれどもと、先ほどお話がありましたように、地元の調整というのがなかなか難しい部分もあります。そういったものについては、場合によっては少し時間をかけながらやっていく、そういうような形になるかと思います。
とりあえず今やっております精査といいますか、会議における作業ですけれども、1つは、8月中にも文科省にも、ちょうど我々がやっていることがお手本になったのですけれども、報告するということもありますので、そこまでにまず一定、今申しています箇所も多分動いてくると思いますけれども、その辺の大方固まった数なんかは整理できるかと。
それから対策は、余り調整がなくても改良も含めてできるところというのはどんどん早くやっていくべきですし、既に国道・府道についても幾つかの部分、改良していくというような予算もついて動き出しておりますし、また、市町村道についてもそれぞれの市町村でお考えいただいている部分もありますので、それはできるところから速やかにというスタンスで臨んでいきたいと思っております。

◯荒巻委員
最初の話に言及しますけれども、もちろん府下のことと認識しています。そういう形で、多分、本当に、まず実情把握するのはこれから引き続きということだと思いますし、箇所によって重要度、緊急度というものとか、いろいろな指針、目安で分けていったときにどこからかというのはあると思うし、本当に危ないところからまずやっていただいて、本当に一刻一刻、あした何があるかわからないという中で子どもたちは学校へ行っているし、それを見守っている、心配している大人たちもいるので、何とかそれに役立つためにそういう形で、実際効果が出る形で優先順位をつけて、それの取り組みを行っていただきたいとお願いして、質問を終わります。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員会 理事
  • 議会運営委員会 議会改革検討小委員会 委員長
  • 農商工労働常任委員会 副委員長
  • 持続可能な地域社会に関する特別委員会 委員
  • 京都地方税機構議会議員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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