平成24年文教常任委員会6月定例会2日目  本文

◯荒巻委員
まず、私は専用球技場のことで質問します。先週の代表質問、一般質問と答弁を聞かせていただきました。本当に京都府に貢献して、府民の利益にかなうものであるということならば私も大賛成で、早期の実現というのを見守っている立場なのですけれども、これがちょっと所感というか、あれだったのは、公募なので、3つ今、残っている中で、1つだけが採用されて、2つは不合格というか、あかんようになるというのは本当に残酷だなというのが正直あります。
今、いろいろな誘致競争があって、みんな無償の用地提供で、それぞれの地域の命運とか、いろいろなものをかけて皆さん地域の活性案を提案なさっているのだなというのは、日々、机の上にパンフレットが置いてあったりして、いろいろ皆それぞれ本気で熱意を持っているなと思うので、その中でどういう評価をしてやるかというのはまたあり方懇談会のほうできちんと第三者で客観的に、公平にという形では進めているのでしょうけれども、それは最後意思決定するとき、その意識決定のプロセスというものはちゃんと透明性を確保したものとして結論まで導かれるのか。例えば評価やスコアがあって、甲乙丙みたいな順序がつけられるのか、ここだけが1番でしたという形で来るのかというところでは何か逆にまた不透明な話に戻りそうな予感とかも、みんな納得する形で、そこでもうあかんかった地域も、そこにできるスタジアムということで応援できるような方向性をちゃんと担保した形で今後進める手続をお考えなのか、その辺だけお聞かせください。

◯中井文化環境部長
この間、特に重点地域の3地域については各市町から熱心な御提案、あるいはいろいろなアイデアをいただいているところでございますが、現在、用地選定委員会のほうで本当に客観的に御審議いただいているところでございます。以前も御回答いたしましたけれども、交通のアクセスですとか、それから土壌についてもきちっとボーリング調査をしなさいという御指示もあったわけですけれども、そういった点もきちっと経ながら、あと造成費の問題、造成用地の確保の問題、さまざまな点から点数化されるのか、これは委員会の御判断になると思いますけれども、最終的にどういう形になるかわかりませんけれども、きちんと客観的に御評価いただいて、委員会のほうでおまとめいただくと考えております。

◯荒巻委員
評価に関してはきちんと公正に、そしてまた皆が納得する形でという形で進むという方向らしいですけれども、結論を出す時期は秋ぐらいというのは、もう一回確認したいのですけれども、その辺ですか。

◯中井文化環境部長
本会議でもお答えしたわけございますが、夏の間にでも委員会のほうで取りまとめいただきたいと考えております。

◯荒巻委員
まさにスピード感のあるスケジュールなので、その辺のプロセスは透明化を図っていただかないと、昨年のもともとのスタジアム構想のときみたいに、いろいろあったのかなと詮索もあったということも実際に報道されていたりするのを目にすると、そういう形での公募というのが一番ベターなことだったのかなと思うのですけれども、そこをきちんとなさったほうがという提案は、もちろん京都府が施工主なのですから、そちらの方だけに余り委ねることなく、イニシアチブをとってほしいと思いますが、その辺について最後聞かせていただきたいと思います。

◯中井文化環境部長
用地を公募したことについては、専門家の方々からも非常に高い評価をいただいているところでございます。用地選定については、繰り返しになりますが、本当に公平・公正、客観的に、すべての委員会は基本的にオープンな形で公表いたしておりますので、客観性もしっかり確保しながら用地選定ができるものだと考えております。

◯荒巻委員
ありがとうございます。本当に1つだけで、あとはあかんというのは本当に残酷な感じがあるので、そういうふうにとられないように、きちんとそこがなぜ評価されてそうなったのかとか、そこと比較してどうしてあかんかったのかということだけはきちんとなさったほうがいいのではないかと思うので、それだけは提言したいと思います。ありがとうございました。
そして次の質問に移ります。府教委にお尋ねします。今、海外留学の支援で、府立高校生に5年間で500人、グローバルチャレンジの留学支援をなさっている。今は受験型の英訳英語ではなくて、本当に実用的に表現、そしてまた会話が成り立つ、そういう世界に通用する英語を身につけようということでの支援で、多くの皆さん、予想以上の応募があって、定員もふやして、今回、7月末にエジンバラのほうへ出発してもらうということで、大変私は大きく評価しています。今、世界の中でも日本人の留学数が少し減ってきている中で、しっかり日本人としての歴史観を持った子らがちゃんと国際社会の中で日本をしっかり表現して伝えてほしいと思うし、また、相手の国ももちろん尊重する上でそういう国際的な関係を築いていってほしいと思いますけれども、今回、この選定はどういう応募から、キャパもあったと思いますけれども、選考とかはどのような形でなさったのでしょうか。

◯藤井高校教育課長
ただいま御紹介いただきましたエジンバラの事業でございますけれども、本年度お認めいただいた新規事業でございまして、実は定員20名のところを91名応募がございました。これにつきましては、1つの基準は英検準2級相当以上という条件をつけておりまして、それに当たる生徒たちの応募で91名もございましたので、これはうれしい悲鳴と申しますか、20名では少ないということで、単純抽選という形で決定させていただいたということでございます。

◯荒巻委員
理解しました。ありがとうございます。またこれは継続して、研修に行かれた生徒さんたちのお声とか、いろいろなものを取り入れて、より進化していく事業にしてほしいなと思いますけれども、単純に英語を身につけてくるとかだけではなくて、日本の京都ですから、京都から来るということで、まさに京都の歴史の中で育った子たちですから、そういうところをどう世界で発信してくれるのかというのを見ていきたいと思いますが、その辺は何かアイデアとかないのですか。

◯藤井高校教育課長
エジンバラへの事業も含めてでございますけれども、国際理解については異文化、相手先の文化を理解すると同時に、国際人として諸外国の人たちと伍するには、まずみずからの文化・伝統といったものについて十分に理解を深めた上でということで、例えば現在、修学旅行を海外に向けて実施している学校もございますけれども、そういった学校は例えば知事部局のほうでいただいております高校生きものチャレンジ、ことしはもうないわけですけれども、そういったもので着物文化、あるいは京都の歴史について授業や特別活動を通じてしっかり学んだ上で京都の伝統行事なんかを行き先で再現するといったこともメニューに入れてございます。一方で、向こうではホームステイをして、日本語に頼らないといったところでチャレンジさせるという、双方向の取り組みができるようなことで考えていただいているというのが現状でございます。

◯荒巻委員
本当に大変ありがたい御答弁をいただきましたので、ぜひ私たちもそれに応じた、彼らの何か支えとしてまた議会としてもいろいろな役割を果たせることがあるならしていきたいと思いますし、ぜひそういう形で生徒さんたちには本当に京都の未来に次世代の人たちが責任を果たしてくれる、そういう人材が国際感覚を持って育まれるというのは本当にすばらしいことだと思うので、ぜひともまた引き続きの御努力をお願いいたしまして、質問を終わります。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員会 理事
  • 議会運営委員会 議会改革検討小委員会 委員長
  • 農商工労働常任委員会 副委員長
  • 持続可能な地域社会に関する特別委員会 委員
  • 京都地方税機構議会議員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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