◯中井文化環境部長
御相談の上、提出されれば提出したいと思います。
◯荒巻委員
教育委員会の体罰に係る緊急実態調査について質問いたします。
もちろん学校に絶対暴力があってはいけないと思いますし、ましてや本当に生徒の心を傷つけて自分で死を選んでしまうような、そのような追い込むようなことや、本当に痛ましい事件というのは絶対二度としてはいけないと思う立場の中で、今後、体罰問題有識者会議というのを開催していくという中で、体罰と称されるものの中で、暴力とはちょっと違う、しつけとか、そういう1つの、さっき寝たところを起こすとかいう形での接触というのはあると思うのです。それをまた暴力だとかといって教師に言うとかいうこともあると聞くのですけれども、この体罰の問題というのは、学校の教師と生徒の間の関係性とかも含めて教育現場を真に再生していかなければいけない、それが本質的な問題であるので、また、体罰問題有識者会議というものはどのようにあるべきなのか、その姿であるとか。また、個々の事例が体罰に値するかどうか、それも一体どういうものを基準にちゃんとジャッジメントしていくのかということをきちんとやらないと、また結局、本質から外れた、事なかれ的な対処で終わってしまうのではないかということを懸念するので、その辺、これからのことだと思うけれども、今のところの御意見を参考までに聞かせてください。
◯田中教育企画監
先ほども教育長から説明をさせていただきましたが、今、調査をしておりますが、その中では本当にプリントで頭をコツンとやる、寝ている子どもに対してそういう注意をするという場面から、かなり力を込めてたたくというような場面まで、さまざまな事例が報告をされております。
今、委員おっしゃったように、我々として、どのあたりが本当に体罰としてしっかり見ていかないといけないのかということについて、現場のほうも不安視しているといいますか、個々の先生方の判断に委ねるのでなくて、一定そういうものについて明確に答えられるようなものを検討していきたいと思っておりまして、外部の先生方にも入っていただいて、第1回目を15日に開催しようと思っておりますが、検討を始めていきたいと考えているところでございます。
◯荒巻委員
その検討を始めるに当たっても多分、有識者と呼ばれている人たち、またその対象になる方たちも本当にその辺の踏み込んだ話をしないといけないと思うのです。教育現場がどうあるべきかということ、その中で教師が生徒に言葉で伝えること。絶対暴力はいけませんけれども、そういう形の中で、私たちの経験則を話すわけではないですけれども、それは家庭の中でもどこでも同じだと思いますが、地域でもあると思いますけれども、伝わる形の、非常に言葉では難しいですけれども、本当に体罰と称されてしまうものの中に個別の、そのものの、そういうものをちゃんと踏み込んでみんな話し合えるような形で検討して、決してそちらに責任を転嫁して、こちらは何も判断しないとか、そういう事なかれにならないような形で進んでいかれますことを切に願って、質問を終わります。
◯成宮委員
私も京都スタジアム(仮称)のコンセプトについて、幾つか質問させていただきたいと思います。
まず、使用目的なのですけれども、4ページのところに基本コンセプトということで、具体的なスポーツとしてはラグビー、サッカー、アメフトなどの決勝戦等が行われるスタジアムとなっております。サッカーはもちろんなのですけれども、ラグビー、それから特にアメフトなんかでは天然芝だと非常に荒れたりするとかいう特性との関係で、サッカー専用なのか、それともこの3種目なのかという議論があったかと思うのと、それから先ほども西脇委員からありましたように、私どもも亀岡市に行きまして、向こうの推進室長さんにも現地でお話を伺ってきたのですけれども、あちらでは球技場と呼ばないで大規模運動施設とおっしゃっていまして、含みとしてはこの3種目以外のこともというような趣旨でそういう呼び方をしているという御説明も向こうではあったわけなのですが、これは府としては、この3種目が行われるということで進めるということでよろしいのですか。その辺はどうなっているのか。