平成25年文教常任委員会5月臨時会  本文

◯荒巻委員
では、まず、1年間、理事者の皆様におかれましては真摯に御答弁くださったと思いますし、また、さまざまな課題に対しても御尽力をいただいたことに、まずもって感謝を申し上げたいと思います。委員会運営に関しては、田中委員長初め秋田副委員長、桂川副委員長のしっかりした運営体制があればこそ有意義な委員会運営が行われたのだなと敬意を表したいと思います。委員の皆様もお疲れさまでした。感謝を申し上げます。
本当にこの1年間、それぞれ文化環境部と教育委員会に政策的なこと一つ一つ挙げると切りがないと思いますので、端的に私は最後に申し残したいことを申させていただきます。
まず、文化環境部においてはスタジアム建設ですね。この3者の中から1つ亀岡を選んだという形でスタートしておりますことで、今、5年後には完成というタイムスケジュールを知事も公言なさっている中で、もちろん整備に関して、また自治体としての責任を果たすことに対しては、いろいろと委員からも御指摘がありますけれども、きちんと説明責任を果たしながら行っていただきたいと思っております。
 それと並行して、設計とか、建設とか、今後どう運営するかに当たっては、それから今後の運営の担い手であります各種団体であるとか、企業とか、商工会議所とか、またプロチームかもしれません。サッカー協会、ラグビー協会、アメフト協会、いろいろお話は進んでいると聞きますけれども、私もスポーツ施設のあり方懇話会であったり、また、球技場部会の方と日々連携して、いろいろな御意見を聞く中で、今後の方向性の見通しがさっぱりわからないという中でみんなやきもきしているのが現状でありますし、我々議会としても平成26年度からいろいろ予算措置で数字が乗ってくるわけですけれども、いいスタジアムをつくりたいという思いでありますので、しっかりした充実した審議時間を確保したいと思いますので、そういう意味では、今、パープルサンガなのか、プロチームなのか、また各種商工会議所、市町村、いろいろな団体から上がってくる提案というものもいち早く聞いて、また、こちらも逆に本府だけではできないこともあると思います。こういう事態に対してトレーニングを受けてきた人材が必要なことだってあると思いますので、お願いするべくはお願いするという形で、今、何が課題なのかをきちんとテーブルにのせて仕分けして、早く我々議会でもいい方向に進むためにも検証する審議時間を確保したいので、そういう思いで次年度につなげていっていただきたいという思いをお伝えしておきます。
そしてまた教育委員会は、本当に教育現場での出来事であるとか、学校子どもの安全のお話、本当にいろいろな事件があったと思いますし、起こったことに対してはしっかり教訓として受けとめて、今後の改善に絶対に不幸な事態は二度と繰り返さない、そして教訓を生かして今後の政策をしっかり取り組むという思いでやっていただきたいと思いますけれども、常々起こり得る事態の中で、それに迷走するだけではなくて、教育というものはそもそも何のためにあるのか、その目的というものをいつも原点に立ち返って、今後の教育行政に取り組んでいただきたいと思っています。
私がこれから言うことはちょっと大きなことですけれども、何も国際社会に対して排他的なナショナリスト論をのたまう気は毛頭ございませんということを先に断っておきますけれども、アメリカとか、かつて日本がアジアの盟主だった時代に、今、隆盛を極めているアジアの国々は、各国が20年ぐらい前から、何で日本人はこんなに優秀なのだろうなということを原点に置いて、アメリカのクリントンさんのときだったと思いますけれども、コモンコアといって、教育のあり方を州で分別するのではなくて、合衆国全体として、将来、国の未来にしっかり有益な人材とは何だろうかというところを原点に返って教育制度というのを改めてきて、これから30年後に国際社会を見渡すと、しっかりアメリカはきちんと1つの大きな国であるという確信を持っているそう でございます。
日本は、労働者人口の減少というものが30年後にはあって、国力をこれからどうするのかというのはいろいろなほかの部局でも話にはなっていると思いますけれども、単なる人口の問題だけではなくて、国際社会でいかに通用するかという有能性の検証という中で、日本はこのままいったら少し危険じゃないかということを我々は危惧しなければいけないと思っています。アメリカとかが模範にしてきたのは戦前の日本、日本人は何で優秀だったのだろうかということを調べていったところ、日本人の国柄であったり、精神性というところを模範にしなければいけないということ。それはアジアの各国もそれを模範に今に至って、これから10年、20年と台頭してくるのだと思いますけれども、本当に我々が今、教育現場でいろいろな問題を抱える中で失ってきているのは、本当に何のための教育か。いい日本人をつくる、いい国民をつくるとかそういったものが見落とされているのではないかと思います。いろいろな戦後の民主主義化の中で権利とか個人とかの概念がいろいろ入ってきましたけれども、各国は、まず権利は国があるから自分たちの権利があるのだというバランスですか。過剰なナショナリストの話をする気はありません。日本は本来、昔、家庭を大事にして、家庭を大事にするのと同様に国を大事にして、謝るところは謝る。そして一緒になって一丸となるところは一丸となる。また、感謝するところは感謝する。そして感謝するだけではなくて、自分たちも勤勉にしっかり努力していこうという国民性の中で教育というものが行われて、それがいろいろな戦争とかがありましたけれども、普遍的に国際社会で通用してきた尊い理念だったのだということを、国際社会もそれをお手本にしているというのは何よりも動かぬ証拠だと思います。我々も今一度いろいろな、学校現場のことでもっと深めていかなければいけない政策とか、子どもの安全のこととかいっぱいありますけれども、どういう日本人像、そして京都で育つ子どもたちの環境を守るかとかそういうところの延長に我々が先人から預かってきた文化や、文化財とか、伝統とかいうものにもつながってくると思いますので、ぜひともそういうところの認識を、いま一度踏まえた上で今後の教育行政に取り組んでいただきますことを切にお願いして、所感といたします。ありがとうございました。

◯岡本委員
1年間、本当にありがとうございました。私にとりましては1期目の2年目の、2つ目の農商工労働常任委員会に一昨年所属させていただきましたが、2つ目の常任委員会でございます。
私が議員にならせていただいたこの2年間におきましても、亀岡の事故を初め、いじめや体罰の問題、そして入試制度の改革等、本当にたくさんのことがありまして、私自身としましても本当に大きな経験をさせていただきましたし、皆様にもそういった意味で大きなお話を聞かせていただき、政策をとっていただきましたことを本当に感謝申し上げます。
かねてより私は教育というのが非常に大切だと。私が議員を目指して活動しておったのも、いろいろな問題意識を持ちながらも、人間教育、日本人教育、京都の人たちはどういう人間が必要なのかということが一番大切だと思って、議員としての活動の大きな位置を占めるわけですが、この常任委員会でも常々、かねがね、重ね重ねといいますか、服務の宣誓とか、教育の根幹についてというお話をずっとさせていただいていたかと思います。個別にいろいろな具体的なお話もさせていただこうかなと思いましたが、初年度といいますか、初めての文教常任委員会ですので、根幹の話を終始させていただいた次第でございます。
前回の常任委員会でもお話はさせていただきましたが、前回は新任教員の方々の決意表明の中から、彼らの責務であったり使命というものを少しお話しさせていただきました。その中でもありましたが、教員の使命や責務というのは極めて重要なものでありますし、崇高なものだと私は思っております。そして、決意表明の中に責務、使命というのが確かに出てくるわけですが、それが彼らだけの思いではなくて、その先輩や後輩にも受け継がれるものであって、そして教育行政の皆さんが同じ思いを持ってされて、京都としてどういう人間を育てていくのだ、京都としてどういう教員を育てたいのだという思いというものをしっかりと皆さんに持っていただいて、今後の教育行政に取り組んでいただきたいと思っております。
何度も申しますが、本当に人こそがこの国をつくり、京都をつくっていくわけですから、ぜひとも京都の教育行政に携わっている皆さんには自信と誇りを持って京都の人物、人間を育てていただきたいと思っております。
そして、さらには国家百年の大計とも言いますけれども、皆さんが今、活動されておられる、政策をとられている内容というのは、単純に言いますと100年後に成果が出てくるというようなものかと言われるわけですけれども、そうした皆様、そして私たちの先輩が取り組んでこられたことというものをしっかりと後世に伝えていただくような取り組みも引き続きしていただきたいと思っております。それが資料であるのか、口述で伝えられるのか、それは皆さんにお任せしたいと思いますが、しっかりとこれまでの取り組み、そして今後の取り組みを後世の後輩たち、子どもたちに伝えていく取り組みもしていただきたいと思っております。
さらには、そういった子どもたちや京都の方々を取り囲むような環境を整える必要もございますけれども、京都というのはほかの町とは違って、千年を超える歴史を持っておるわけでございます。他府県の方々も多く来られて、海外からも多く来られるわけでございます。お寺もたくさんありますし、そういった環境を整えるのは文化環境部の皆さんである。こちらも皆さんには誇りと自信を持って取り組んでいただきたいと思っておりますし、今回も総合球技場であったりとか、府立体育館のリニューアルといったものもございますけれども、京都を訪れる方々、そして京都に住んでいる皆さんが誇りを持って自慢できるような設備を整えていただき、環境を整えていただける努力をしていただきたいと思っております。
本当にこの1年間、まだまだ私も勉強不足ではございますけれども、皆さんとともにこの常任委員会に所属させていただきましたことを感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員会 理事
  • 議会運営委員会 議会改革検討小委員会 委員長
  • 農商工労働常任委員会 副委員長
  • 持続可能な地域社会に関する特別委員会 委員
  • 京都地方税機構議会議員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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