平成25年警察常任委員会閉会中

2 所管事項の調査
  下記のテーマについて、理事者と参考人から説明を聴取し、参考人と委員による役割
 演技、いわゆるロールプレイングの後、質疑及び意見交換が行われた。
  ・「暴力団を巡る情勢とその対策について」

◯荒巻委員長
まず、所管事項の調査についてでありますが、本日のテーマは、「暴力団を巡る情勢とその対策について」であり、参考人として、公益財団法人京都府暴力追放運動推進センター事業課長の上原忠晴様に御出席いただいております。
本日は、大変お忙しい中にもかかわらず、本委員会のために快く参考人をお引き受けいただき、まことにありがとうございます。
上原様におかれましては、昭和46年に京都府警察に奉職され、平成4年の4月に府警本部刑事部暴力団対策第一課に配属されて以来、本年3月に退職されるまで、暴力団対策の第一線で勤務されました。
また、平成4年の暴力団対策法の施行時から、暴力団排除の講演活動を継続される中で、全国で初めて講演にロールプレイングを取り入れられたほか、平成19年には、長年の御功績から京都新聞警察功労賞を受賞され、退職後も、京都府暴力追放運動推進センターに勤務される傍ら、講演活動で全国を回るなど、ますます御活躍されているとお伺いをしております。
それでは、まず理事者からテーマに係る説明を聴取いたします。説明は簡潔明瞭にお願いいたします。

◯伊原刑事部組織犯罪対策統括室長
組織犯罪対策統括室長の伊原でございます。委員会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
荒巻警察常任委員会委員長初め委員の皆様におかれましては、平素から警察業務各般にわたりまして御支援・御理解を賜っていますことを、まずもって御礼を申し上げます。
本日は、「暴力団を巡る情勢とその対策について」という議題で御説明させていただきます。
まず、全国的な暴力団情勢についてでございます。
依然として山口組の一極集中の傾向が続いている中、平成24年8月1日、改正暴力団対策法が公布されました。平成25年1月30日に全面施行されたところであり、今後、改正暴力団対策法の効果的な運用を図っていこうとしているところでございます。
また、京都市内に主たる事務所を有する六代目会津小鉄会につきましては、平成25年7月24日、官報公示により指定暴力団として第8回の指定がなされたところであり、今後におきましてもさらなる取り締まりの強化を図っていくこととしているところでございます。
一方、暴力団勢力につきましては、全国的に減少傾向にあり、当府警におきましても同様の傾向がある中、京都府内において対立抗争事件などの大きな事件は発生しておりませんが、暴力団の資金源獲得活動につきましては、多様化・巧妙化しているところでございます。暴力団や暴力団員を利用して資金を提供している者などの存在もうかがわれるなど、水面下では違法な資金源活動が懸念されるところでございます。
そのような中、平成23年4月、京都府暴力団排除条例が施行されました。かつてないほど暴力団排除の機運の高まりを見せているところであり、今や社会対暴力団という構図の中、警察といたしましては、暴力団犯罪の取り締まり、あるいは組織に打撃を与える資金源対策を推進するだけでなく、暴力団排除条例をより効果的な条例にするため、全国の暴力団排除条例を参考としながら、より実効性のある規定の整備など、新たな制度の導入も含めて検討しているところでございます。
今後におきましても、社会全体で暴力団排除活動が推進されるよう働きかけを行ってまいる所存でございます。各委員の皆様方の御支援をよろしくお願い申し上げます。
それでは、暴力団を巡る情勢とその対策について、担当者から御説明させていただきます。御議論いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

◯三上刑事部組織犯罪対策第二課長
それでは、私のほうから、暴力団を巡る情勢とその対策について説明させていただきます。
まず、京都府内における暴力団情勢についてであります。
平成24年12月末の暴力団勢力は約780人、前年度対比でマイナス100人となっております。内訳といたしましては、構成員が550人で、前年度対比マイナス140人、準構成員が230人で、前年度対比プラス40人となっており、構成員が減少、準構成員が増加しております。
これら暴力団勢力の減少の原因につきましては、暴力団対策法の運用を初め、暴力団排除条例の施行などにより暴力団に対する規制が強化されたことによるものと分析しております。
次に、暴力団犯罪の検挙状況についてであります。
平成24年中の暴力団犯罪検挙人員は、884人を検挙しております。内訳といたしましては、構成員が96人、準構成員が788人であります。
次に、暴力団排除条例施行の効果についてでございます。
まず、条例違反事件の検挙についてです。平成24年5月、祇園地区の飲食店店長から毎月5万円の用心棒代を受け取っていた山口組傘下組織幹部を用心棒代の授受による条例違反として逮捕いたしました。この事件では、用心棒代を提供した飲食店店長や、これを黙認していたオーナーについても立件送致しております。
次に、京都府の事務事業からの暴力団排除推進状況についてでございます。
1件目は、京都市内で営業する設計事務所を、暴力団と密接な交際があるとして府に通知して、入札から排除しております。
この代表者は、兵庫県警において、組員と共謀した詐欺事件により兵庫県警察に逮捕されたことに端を発しまして、当府警で調査を行った結果、京都府の指名業者とわかり、組員とゴルフプレーを行っていたほか、頻繁に電話するなど、暴力団員と社会的に非難される関係を有していることが明らかとなったことから、府に通知したものであります。
2件目は、京都府の指名業者である京都市内の建物解体業者について、暴力団と密接な交際があるとして京都府へ通知して、入札から排除しております。
この解体業者については、暴力団組長と歳暮や中元のやりとり、ほかに頻繁に組員とゴルフプレーを行っていたことから、暴力団員と社会的に非難される関係を有するものと認め、府に通知したものであります。
3件目は、暴力団排除条例(暴排条例)制定に伴い改正された京都府立都市公園条例に基づいて、嵐山公園に露店の出店許可を申請していた山口組傘下組織組長について、申請を不許可としたものであります。
最後は、京都市内で営業する製造業者につき、暴力団員が実質経営しているとして府に通知し、入札から排除しております。
本年1月、詐欺事件で逮捕した会津小鉄会傘下組員の関係先である清掃会社を捜索したところ、この会社は府の指名業者であり、表向きは息子名義とし、実質的には父親である組員が経営していましたので、府に通知したものであります。
次に、暴力団事務所の進出阻止状況についてでございます。
条例では、保護対象施設として、学校、公民館、児童福祉施設等、多数の教育文化施設等を定め、その周囲200メートルの圏内においては、暴力団事務所の開設・運営を禁止しております。
阻止した1件目は、平成23年6月、亀岡市内の会津小鉄会傘下組織が幼稚園から150メートルの地点に組事務所を移転しようとしたことから、組長に警告を発して、事務所の開設を阻止しております。
2件目は、平成23年11月、京田辺市内の山口組傘下組織が同市内において公民館から200メートルの圏内に事務所を移転しようとしたことから、組長に警告を発して、事務所開設を阻止しております。
次に、府内自治体における暴力団排除条例の制定、施行状況についてであります。
府内26市町村のうち12市9町1村の22市町村において暴排条例が制定されています。これら市町村の条例では、府の条例と同様に市町村発注の公共工事について暴力団が工事に参入しないよう規制しており、暴力団であることを偽り工事に参入した場合は、処罰される罰則を規定しております。残る4市町についても、制定に向けた作業を行っていると聞き及んでおります。
次に、全国における条例適用状況についてでございます。
全国の暴排条例では、事業者が暴力団等の威力を利用したり、暴力団員等に対し暴力団の活動を助長し、または暴力団の運営に資することとなる金品、その他の財産上の利益の供与を行ってはならないとする事業者の遵守事項を定め、これらに違反した場合は、公安委員会名で当該行為をした事業者と、その相手方となる暴力団等に対し必要な勧告をすることができると規定しております。
この勧告や、勧告に至らない指導、また勧告に従わない場合に公表することができるとされている公表、ほかに中止命令、検挙状況について、お配りしている資料に、平成23年中、平成24年中を一覧表にしました。
全国で暴排条例の施行が整った平成24年には、勧告が68件、指導が3件、中止命令に関しましては、少年の事務所立ち入りに関するものが3件、標章掲示に関するものが3件、検挙に関しましては、特別地区における用心棒代受供与2件、事務所開設に関するものが3件と、指導以外はいずれも前年に比べて増加しております。
なお、特区に関する検挙2件というのは、京都で検挙した用心棒代受供与事件でありまして、暴力団員を再逮捕したため、2件の計上となっているものであります。
全国で行われた勧告の内容としましては、主な事例を資料に掲げておりますが、奈良県において、暴力団に用心棒名目で現金を交付していた建設業者に勧告、愛知県において、暴力団員の車を駐車場がわりに置かせていた郵便局長に勧告、北海道において暴力団幹部らが密漁していたナマコと知りながら、買い受けていた海産物卸売業者に勧告などがあります。
なお、大阪府では勧告のほか、指導を規定しており、暴力団の定例会に出席するためのバスを提供したレンタカー会社に対して指導を行っております。
公表につきましては、平成23年、平成24年ともにありませんでしたが、本年6月、兵庫県において公安委員会から、暴力団への利益供与をやめるよう勧告を受けていた露店組合が勧告に従っていなかったとして組合名を公表されており、これが全国初となります。
最後に、全国の暴力団情勢や暴力団排除条例の効果等を踏まえ、現在、府警では、京都府暴力団排除条例の一部改正に向けた検討を行っておりますので、御説明いたします。
改正案の1点目は、知事による誓約書徴取状況の調査権の整備についてであります。
府、元請契約者、下請契約者及び物品納入業者等は、府が発注する公共工事の契約に対し、契約の相手方から、自己が暴力団に該当しない旨の誓約書を徴取しなければならないと定め、その誓約書は契約の日から5年間保管することとされ、これに違反した場合は、5万円以下の過料と規定されています。
知事は、誓約書の徴収状況を確認するため、報告または資料の提出を求めることができることとし、報告、資料の提出をせず、または虚偽の報告、もしくは資料の提出をしたものに対しては、20万円以下程度の罰金に処するという内容であります。
2点目は、利益の供与の禁止、調査・勧告・公表の規定整備についてであります。
本年3月13日に開催された予算特別委員会で、林委員から、利益供与規定に基づく悪質なケースに対応するための勧告・公表等につき、京都府警としての考え方の御指摘を受けていたところでございますけれども、事業者は、暴力団員等、これは暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者を含みますが、暴力団員等に対し暴力団の活動を助長し、または運営に資することとなる金品、その他の財産上の利益の供与を行ってはならないこととし、調査権として、公安委員会は、利益供与の違反行為を明らかにするため、関係者に対し説明または資料の提出を求めることができることとします。
また、違反行為を行った場合、当該行為をした者及びその相手方となる暴力団員等に対し必要な勧告をすることができることとします。
さらに、説明や資料の提出を拒否したり、虚偽の説明・資料の提出、勧告に従わなかった場合等に、当該行為者等の氏名等を公表することができることとします。
利益供与等に関する警察の調査・勧告・公表の規定の整備については、既に京都府を除く46都道府県で整備されており、先ほども申しましたとおり、昨年は全国で68件の勧告がなされ、一定の効果を上げているところでございます。
3点目は、青少年を暴力団事務所に立ち入らせることの禁止についてであります。
暴力団員が青少年を暴力団事務所に立ち入らせた場合は、公安委員会が中止命令を発出することができることとするものであり、命令違反に対しては、6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金を規定しています。
京都府におきましては、近年、暴力団事務所前で発生した傷害事件で、18歳の少年が暴力団被疑者の共犯として逮捕されたほか、高校生に対する暴力団への勧誘で中止命令が発出されるなど、少年が加害者・被害者として暴力団犯罪に巻き込まれる事件が発生していることから、少年を暴力団から守るため、必要な規制を行うものであります。
4点目は、自首減免規定等の整備についてであります。
現在、条例では、暴力団排除特別強化地域、祇園・木屋町地域における特定の接客業者が、相手方が暴力団員であることの情を知って、暴力団員を接客業務に従事させたり、用心棒の役務の提供を受けたり、用心棒代などの金品の供与をした場合は、1年以下の懲役または50万円以下の罰金とされております。
このような業者と暴力団とのつき合いはひそかに行われ、明るみに出ることは少ないので、特定接客業者が暴力団から用心棒の役務の提供を受けたり、用心棒代などの金品を供与した違反を自発的に警察等へ申告した場合は、刑を減軽し、または免除することを条例で明確にし、暴力団からの自発的な決別を促そうとするものであります。
最後に、6点目は、両罰規定の整備についてであります。
現行条例第24条で、法人を処罰する場合の両罰規定は既に定めていますが、法人でない団体を処罰する根拠をより明確にするため、刑事訴訟に関する法律の規定を準用する旨、追加規定するものであります。
今後の予定といたしましては、来る9月定例議会に報告の上、10月にパブリックコメントを実施、来年2月定例議会での上程を考えております。
以上で、暴力団を巡る情勢とその対策についての説明を終わらせていただきます。

◯荒巻委員長
次に、参考人の御意見を拝聴するとともに、暴力団役の参考人と一般府民役の委員による役割演技、いわゆるロールプレイングを行いたいと思います。
なお、ロールプレイングを行う際に、参考人から一般府民役の委員を指名いただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、説明の準備が整うまで、しばらくお待ち願います。

◯上原参考人
「命てんでんこ」、こんな言葉、多分、皆さん御存じないと思うのですけれども、紹介しておきます。自分の命は自分で守ろうという東北弁なのです。明治29年6月15日に三陸地方を大きな地震・津波が襲いました。このとき、さすがに大きな津波が来ると予測していなかったもので、皆さん無防備でしたから、2万2,000人の尊い命が一瞬にして奪われました。これは明治29年6月15日の出来事なのです。
そのときに、明治生まれの東北の方が、心の中に「命てんでんこ」を口癖のように唱えておられました。それを語り部として語り継いで、語り継いできたおかげで、次に大きな津波が起こった昭和8年3月3日、昭和三陸津波です。先ほどの明治のときは、明治三陸津波という正式名称がついておりますけれども、昭和8年、昭和三陸津波という大きな津波が三陸地方を襲いましたけれども、明治生まれの人の口癖「命てんでんこ」、自分の命は自分で守るのだという気持ちを持っていたおかげか知りませんけれども、それでも3,000人の尊い命が一瞬にして奪われました。
それから時を隔てて平成になって、つい先日、まだ記憶も新しいですけれども、3月11日の出来事、まさに大きな地震・津波で、行方不明を含めておおよそ2万人近い方が気の毒な思いをしておりますけれども、こんな中にありまして、先日、NHK教育テレビで、「命てんでんこ」という題名で番組をやっておられました。このテレビをずっと私、食い入るように見ていたのですけれども、釜石市の小学校・中学校、教育方針が「命てんでんこ」なのです。まさに、自分の命は自分で守りなさい、学校の先生が教えるのです。それで、地震・津波が起こったらどうするのだということを言葉だけじゃなしに常に実地訓練するのです。
授業中に学校で津波が来たら生徒はどうするんだ。隣の友達と一緒に手を握って走って逃げていたらスピードが落ちるからだめですよ。自分の命を守るために、自分一人で必死になって山の高いところへ逃げなさい。家の中で地震・津波に遭ったら、お父ちゃん、お母ちゃんと手をつないで逃げていたら、家族みんなが犠牲になるから、自分の命を守るために自分一人で山の高いところへ走って逃げなさい。これを学校の先生が口が酸っぱくなるほど教えたおかげで、釜石市の小学校・中学校582人の生徒、あの大きな災害を無傷で山の高台に集まることができたのです。
その生徒一人一人をNHKのテレビはずっと映しました。私の感想なのですけれども、この学校の生徒というのはいじめという言葉を知らないんじゃないかなと。みんなが生き生きとしており、友達同士仲がよく、一人の人間をいじめるということはまずないんじゃないかなと思いました。顔が生き生きとしていますし、あれだけの災害に遭っても、小さいながら、小学校・中学校の生徒は人を助けるという心を持っているのです。本当にすばらしい学校だなと思って見ておりました。
「命てんでんこ」、きょうは別に災害の話でも何でもないのですけれども、きょうのテーマは「反社会的勢力」、暴力団を初めえせ右翼、えせ同和、総会屋といった連中から、皆さんがある日突然クレームをつけられたり、脅かされたりしたら、どうしたらいいのか。まずは、自分の命は自分で守るということをいま一度考えていただきたいのです。
当然のことなのですけれども、警察があるではないかと、弁護士の先生がいるではないかというのは、当たり前の話なのですけれども、それは二の次なのです。犯罪が発生してから、当然、警察はそれを受けて真摯に捜査を進めますけれども、第一次的に降りかかってきた火の粉は、まずは自分で払わなければならない。その方法を常に考えていただきたい。それが「命てんでんこ」、自分の命、自分の会社、自分の家族は自分で守るんだという気持ちを持っていただきたいのです。
それでは、どうしたらいいんだということになりますけれども、いろいろなクレームをつけられたり、困り事があったときに、私が考えるに、解決方法は大体3つに分かれます。
一つ目は、当然ですけれども、警察に頼んでみるという当たり前の話なのです。二つ目の方法、これぐらいのことなら自分で解決できるわと思われる方がいるでしょうね。当然、頭のいい方はおられますし、実力のある方もおられますから、警察に頼まなくても自分で解決できる。三つ目の方法、暴力団に頼んでみようかと。昔からよくある話、暴力団に頼んでみようか。この3つを解説させていただきます。
一つ目の警察に頼んでみる。これは皆さん方、経験あるかもしれませんけれども、警察に被害届を出すと、警察は「わかった、すぐ犯人を捕まえに行ってあげる」とはならないのです。腰が重たいわけでも何でもないのです。警察の仕事を一言で言うなら、正攻法なのです。新聞で時々、誤認逮捕という単語が出てきます。いろいろなところで犯人でもない人を間違って逮捕するのを誤認逮捕と言いますけれども、誤認逮捕というのはあってはならない話なのです。ですから、警察は被害届を受けたら、慎重に裏づけ捜査をします。いろいろな人から話を聞いて裏づけ捜査をし、実況見分をして、いろいろな手を尽くしてから、この男が犯人であるというところに到達すれば、当然、逮捕状をとって逮捕しに行くというのが当たり前の話、正攻法なのです。
いきなり被害者の言うことをうのみにして、あいつが犯人だから捕まえてきてくださいと。わかった、捕まえてきてあげるわと。行って捕まえたら、全然犯人と違ったということがあり得るので、そういうことは絶対に警察はいたしません。
ですから、慎重に慎重を重ねてやるものですから、時間がかかるのです。1時間や2時間、テレビドラマじゃないのですから、簡単に解決するはずがないのです。1週間かかり、2週間かかり、下手したら相手がどこかへ逃げていなければ指名手配しなくちゃいけないということになると、それこそ半年も1年もかかって解決するということになる。
一つ目の警察に頼んでみようかと言っても、なかなか一般の人にしてみたら、腰が重たいし、なかなか動いてくれないしと、歯がゆい思いをしている方はたくさんおられると思うのですけれども、警察とはそういうところなのです。
二つ目の、そんなんだったら自分で早いこと解決するわと。わしは頭もいいし、実力もあるし、法律も知っているから、自分で解決するわ。これは一番危険を伴うので、やめたほうがいいと思います。自分一人で100点をとろうと思ってとれるはずがないのです。
ここでよく考えていただきたいのは、世の中の人間を2つに分けると、いい人と悪い人にどこまで行っても分かれます。例えば、皆さん政治家ですけれども、政治家も、いい政治家もいれば、悪い政治家もおります。それぞれの見解があると思うのです。これは当たり前なのです。
私は元警察官ですけれども、警察官も、いい警察官もいれば、悪い警察官もいる。新聞を見たら、毎日のように警察官が不祥事をしたり失敗している。当たり前の話なのですけれども、マスコミは警察官が失敗をすると、いかにも大事件が起こったかのように三面記事に大きな記事に載せますけれども、あれは警察に対する期待の裏返しみたいなものなのです。もっと警察、しっかりせんかいということで大きな記事に出して、わざと警鐘を鳴らすというのは、当たり前の話なのです。
ですから、警察官といえども、いい警察官もいれば、悪い警察官もいる。世の中の人間を2つに分けたら、いい人間もいる、悪い人間もいる。これはどこに行ってもそうなのです。
そこで、きょうのテーマですけれども、暴力団、反社会的勢力、暴力団と言われる人間ですけれども、いい暴力団もいれば、悪い暴力団もいるのかと言うと、私に言わせれば、いい暴力団は世の中にいないと思います。
私、お酒が好きで、上善如水という、中身はきのう飲みましたけれども、水の話をします。水というのは、丸い器に入れれば丸くなる。三角の器に入れれば三角になる。四角い器に入れれば四角になる。当たり前なのです。優柔不断にぐるぐるぐるぐる回転する。そして、水は高いところから低いところに流れます。人間は常に上を見て仕事をしますから、人間は高いところ、高いところへ上りたがるのです。奇妙なものです。水は、必ず高いところから低いところへ流れていきます。低姿勢という意味を含んでいるのですかね。
水の三つ目の大きな特徴、これは先ほど言いました水害じゃないですけれども、車も流してしまう、家も流してしまう、時には大切な人命までも流してしまう大きなパワーを持っているのが、水なのです。この上善如水というお酒の中には、そういった意味が含まれておりまして、私はこの酒が大好きなのですけれども、世の中にもう一人、このお酒を好きな方がおられます。指定暴力団六代目山口組組長司忍という方なのです。このお酒が大好きで、本年度の、暴力団山口組の指針は「上善如水」となっているのです。私に言わせたら、けしからんのです。私の好きな酒がやくざの活動指針になっているのか。酒が好きなのだから、いいとは思いますけれども、山口組の活動指針「上善如水」、暴力団に知り合いがおられたら言ってやってください。おまえのところの活動指針は「上善如水」か。そんなん知らんでと言ったら、もぐりのやくざでございます。大概知っています。全ての組員は「上善如水」を知っていると思います。
さて、まともな指針、平成19年6月に政府が出した指針、これは皆さん方に当てはめる指針なのですけれども、これは皆さんが守っていただきたい5つの基本項目があります。「組織として対応しなさい」。これは、政府が皆さんに出している指針、やくざでも何でもないですよ。「外部専門機関と連携をとりなさい」。いろいろなときにね。「取引を含めた一切の関係は遮断しなさい」。これも当たり前の話なのです。「有事における民事と刑事の法的対応、弁護士の先生や警察にお願いして、法的な措置をとりなさい」。「裏取引や資金提供の禁止」。もってのほかなのです。先ほど課長の話の中にもありましたけれども、みかじめ料を払ってみたり、裏金を払ってみたり、絶対そんなことはしてはだめですよという指針なのです。これはちゃんとした指針でございますから、これを学んでいただきたいということなのです。「上善如水」、これはお酒が決して悪いわけではないので、これを引用している暴力団がいるということでございます。
さて、先ほど委員長が、私、委員長にきょう実は招集を受けまして、大変ありがとうございます。出身が綾部なのですけれども、綾部で私と同じ上原という有名人がいるのですが、御存じないですか。綾部市出身の、四方委員、御存じないですか。

(中略)

◯上原参考人
先生、暴力団に物をもらったらあかんで。
ありがとうございました。
要らんこと言ったら、後で綾部市出身の先生に怒られるわ。
殴られたら、物すごくいいからニュースでも何でもないのですけれども、暴力団追放センター(暴追センター)から見舞金というのが出ますので、遠慮せずに私に言ってください。私、今、そこで現職で勤めております。3万円、5万円、7万円、30万円というコースに分かれております。条件は2つだけ、一つ目の条件は、相手が暴力団じゃないとあかん。当たり前やね。きょうお金がないし、ちょっと先生殴り合いして、暴追センターから見舞金でももらおうかというわけにはいかないのですね。相手が暴力団であるという条件が必要です。
 二つ目の条件として、2週間以上の診断書を提出願いたい。ぱーんと殴られて、病院へ行った。「痛い、先生、診断書を書いて」と。「これは3日ですね」。「先生、3日ではお金もらえないのや、2週間に書き直してくれないか」。2週間に書き直してくれる医者もいるようです。
 北海道へ行ったら、目が見えるのに、目が見えないという偽の診断書をつくって、何千万円という生活保護費をだまし取ったわけのわからん医者がおりますけれども、この辺は簡単に診断書を書き直してくれますけれども、真面目な医師は絶対に書き直ししません。診断書というのは、公判に出た場合に重要な証拠品になりますから、医師はそういう権限を持っています。ですから医師が書き直すと、先生が文書偽造で逮捕されますから、絶対書き直しはしませんので、そこで四方委員、殴られる前に、「どうせ殴るんでしたらきつい目にお願いします」と言ったら、暴力団も余り賢くないから、「よしわかった、殴ったる」と、ばーんと殴られて、歯がぽろんと折れたら、1カ月の診断書が出て、5万円コースになるのです。2週間で3万円、1カ月の診断書が出たら5万円もらえます。四方委員がひっくり返って机の角で頭打って死んだら30万円もらえます。殴らないほうがいいのですけれども、皆さん、それぞれいろいろなところで活動されて、いろいろなところで演説されると思いますけれども、いろいろな演説会へ行かれたときに、頭にぐるぐるぐるぐる包帯を巻いたお客さんがおられたら、言ってやってください。「あの人、どうしたんだろう、交通事故やろうか」とひそひそ話をせずに、「ちょっとそこのおたく、包帯巻いておられますけれども、どうしたんですか」と。「きのう、祇園で飲んでいて、やくざに絡まれて殴られてしまったんです」と言われましたら、「いい人を紹介してあげますわ」と、言ってあげてください。私、今から電話番号をお教えしますので、私に紹介していただいたら、皆さん方の紹介でしたら、スムーズに審査を通したいと思います。1カ月以内に振り込むことになっておりますので、そういう見舞金の制度というのが、私が勤務しております暴力追放センターにありますので、また使っていただいたらいいのではないかなと思います。
余り時間がありませんので、大切なことを言います。ここに書いています命というのは、たしか平成18年か何かの日本を代表する漢字、命を大切にしようと。これ、いつも話しているのですけれども、この命の文字から、いつも心に2つの勇気を持っていただきたい。
一つは、これは、ノーと言える勇気を持っていただきたい。断る勇気、警察の講演なんかで、よく毅然たる態度をとりなさいと言われるのですけれども、難しいですね。毅然たる態度、漢字で書いてもなかなか書きにくい、毅然たる態度、何やそれ。一言で言ったら、断りなさいよと、嫌なことは嫌、断る勇気を持っていただきたい。これは簡単な話なのです。断ったらいいのです。暴力団に金を要求されたら、断ったらいいのです。断る勇気。
それと、よくある話が、皆さん方のところへ本を送ってくる。よくあるのです。議員さんのところへ本を送ってきた。どうするのかと。郵便屋が目の前にいたら、受け取り拒否の判こを押してもとへ戻したら、これが一番きれいなのですけれども、ポストの中に入っていたり、会社の事務所の机に置いてあったら、どうするのかと。私、いろいろな弁護士の先生と討論を繰り返して、結果、弁護士の先生に言わせたら、「こんなものごみ箱に捨てておいたらいい、燃やしたらいい」となります。皆さん、燃やそうが、シュレッダーかけようが、何の罪にもなりません。けれども、うるさいやつから電話がかかってくるのです。「この間、本を送った。こらおまえ、金、振り込まんかい。銀行口座何番や」と1時間ほどぐだぐだぐだぐだ要らんことを言いますから、そんなもの一々聞いとらんでもいいのです。それと、いろいろな個人情報を引き出そうと思って、相手は会話がうまいですから、どんどんどんどん会話の中で、「おまえの嫁はんどこに勤めておるのや」、「携帯電話教えろ」と、いろいろ聞きます。そして、北方領土の問題がどうやとか、京都の同和行政がどうやとか、わけのわからんことをいっぱい聞きますから、そんなときにどうするのかと。質問に答えなかったらいいのです。でも、黙っていたら、「何やこら黙っとるのか」と言われますから、「知りません」という回答は絶対だめですよ。知りませんという回答をしたら、また揚げ足をとられます。「おまえ、府会議員を10年もやっとって、こんなことも知らんのか」と、しゃべらしたら、相手のほうが上です。ですから、答えは一つ、「答えられません」。桜散蔵さんの質問には一切答えられません。それで通してください。それで1時間ずっと通して、申しわけありませんけれども、桜散蔵さん、うちの会社の代表電話にかけておられるので、大切なお客さんからいっぱい電話がかかってきますので、この辺で切らせていただきますよとがっちゃんと切ったらいいのです。ああ、よかった、これで話が終わった。助かったわと思ったら、また、2分以内に必ずかかってきます。「おまえ、人がしゃべっているのに、何で途中で電話切るのや」と必ずかかってきます。そこで、向こうの得意中の得意、「よし、わかった、今度、府会に街宣車を走らせてやろうやないか、うちの街宣車を」。これが十八番。それ言ったら、みんな弱ると思って、皆さん方も、「いや、それは勘弁してください。私の評判が下がってしまうじゃないですか」と弱みを見せると、相手は電話でも空気を読むのは天才ですから、こいつ大分弱っとるなと判断するわけです。「よしわかった、きょうは5万円の本やけど、1万円にしといたろうやないか」と。1万円でこのうるさい人から逃げられるのだったら、ポケットマネーで払っておこうかと1万円払ってしまうと、次の月から毎月いっぱい本を送ってきます。たとえ1万円、1,000円であろうと、絶対1冊の本でもこんな本は買ってはだめ。
僕がよく講演で言うのですけれども、いろいろな本を読みたかったら、右翼の本であろうが、同和の本であろうが、どんな本でも本屋に行ったら売っています。わざわざそんなもの、電話がかかってきてわけのわからん本を買う必要は全くない。ですから、そういうときに断る勇気を持っていただきたい。
「街宣車を向けたろうか」と言われてどうするのかといったら、「どうぞ来ていただいたらいいですよ、静かに来ていただいたら」と言えばいいのです。そこで警察に相談するのです。さっきも言いましたけれども、一人で解決しようと思ったらだめなのです。そこで、警察に一言相談をしておく。こんなやつから電話がかかってきて、本のあっせんを断ったのですけれども、どうしたらよろしいですかと。暴追センターに相談でもいいです。とにかく相談していただいたらいいのです。そうしたら、何となく気分が落ちつく。多分、街宣車なんて来ませんわ。本1冊を売るや売らんやで街宣車が家まで来るというようなことは、まず考えられません。たとえ来たとしても、警察に相談しておけば、後々はもう警察に任せたらいい。一人で戦う必要は絶対ないですから、断る勇気を持っていただきたいということ。
もう一つ、小さなことでも相談する勇気というのを書いていますけれども、小さなことでも必ず相談する。日本は自殺大国で、先進7カ国で、まさに自殺者数はトップなのです。毎年3万人を超える自殺者が出ています。昨年、やっと2万9,600人幾らでしたか、何か3万人を少し切ったのですけれども、それでも平均したら一日100人の人が、こうやってしゃべっている間もどこかで自殺しているのです。これは、交通事故の6倍なのです。
新聞をめくったら、また交通事故で亡くなっておられて、大変だなというのがいっぱい記事に出ていますけれども、自殺はかわいそうですから、警察も発表しません。自殺というのは、本当に間違いなのです。自分で自分の命をたつというのはとんでもない話なのですけれども、そういった一日平均100人自殺する人の全てが、相談することができない、相談する勇気がないのです。誰かに相談さえできたらいいのです。
警察もそうですし、皆さん方、議員さんでもそうですけれども、ちょっとしたミスを、「しまった、これがまたばれたら怒られるな。隠しておいてやろう」と。隠すのは絶対にだめ。誰かに相談する、誰かに報告する。そうしたら、しょうもないミスでも笑い話で終わってしまうのですけれども、隠して隠してすると、その人はいつの間にかストレスがたまってしまって、自殺に追い込まれてしまうということになります。必ず誰かに相談するという勇気を持っていただきたいということなのです。
そこで、反社会的勢力が絡んできたら、当然のことながら、警察に相談し、また暴力追放センター、弁護士の先生に相談するというところで、きょうの資料の中に2つに折ったら名刺になるようなものを入れております。それを大事に持っておいてください。二つ折りにして名刺入れに入れておいていただいたら、きっと役に立つこともあるかと思います。
2つの電話番号がそこに書いてあるのですけれども、一つは、451-8930、暴力追放センター、私の勤務先の電話番号ですから、私を御指名いただいたら、私が出ます。8930(やくざゼロ)という番号で、私が乗っている車のナンバー、私も嫁も8930(やくざゼロ)というナンバーに乗っているのです。これ、5,000円出して買ったのですけれども、うちの嫁に怒られまして、こんな品のない番号を車につけんといてなと言われたのですけれども、私、8930(やくざゼロ)というナンバーの車に乗っていますので、綾部地方でよく走っていますから、石を投げないように頼みます。
もう一つ電話番号が書いてあります。451-6888、これは警察本部の暴力団排除係の電話番号で、ついこの春まで、私が退職するまで私のデスクにあったのですけれども、電話まで持って退職するわけにいきませんので、後任に引き継いでおりますけれども、必ず誰か出ます。これは、そこに小さな文字で書いていますけれども、24時間つながりますので、ですから夜中になると刑事当直というところにこの電話を預けて帰りますので、昼間、困ったな、誰に相談したらいいのかな。もちろん、近くの警察に相談されたらいいのですけれども、ちょっと電話で聞いてみようかというときは、これは24時間体制になっておりますので、ここへ電話してみてください。10回も20回もコールして出ない場合は、刑事当直の人が寝ているのですね。私もよく経験があるのです。夜、眠たいですから、午前2時、3時になると、よだれを垂らして机の上で寝ているのです。「何かありましたか」と言ったら、そこで皆さん一言、「寝とったらあかんで」と言ってやったらいいのです。びっくりして、「どうも何かきょうは嫌なことがあったのですか」と言われたら、「きょうは電話の練習なのです」と切っておいたらいいのです。
練習も大事ですから、でも本当に困ったことがあったら、ここへ電話していただいたら、一定の様式に書いて、課長が先ほど挨拶されましたけれども、次の日に暴力団排除係に引き継いで、それを吟味して、これはちょっと事件にしなければいけないなとか、これは真剣になってやらないといけないなとか、いろいろ吟味していただいて、相手の方に電話をして、また一緒になって考える。これが自殺防止にもつながりますし、暴力団排除にもつながっていくという話なのです。
暴排、暴排とよく言いますけれども、暴排三段活用というのをつくってみましたけれども、昔は拝むという暴拝だったのです。暴力団にお金を出してお願いしたら、早いのです。100万円、200万円出したら、すぐに事件解決します。ところが、後、尾を引いて、食い物にされてしまうのが暴力団にお願いするパターンなのです。暴力団を拝むという暴拝が昔ははやっておりましたが、今はそうはいきません。暴力団を排除しようという暴排、先ほどから説明もありましたけれども、暴力団を排除しようという条例もできましたし、暴力団対策法(暴対法)も改正されました。暴力団を排除しようというのは、これなのです。将来は暴力団廃絶になるという暴廃、これを人呼んで暴排三段活用と申しまして、おもしろくも何ともないですけれども、これは覚えておいていただいたらいいかと思うのです。
 先ほど暴力団の勢力がだんだんだんだん減少していくという話がありました。確かに、そのとおりなのです。今、厳しいですから、暴力団排除条例、暴力団対策法も変わって、だんだんだんだん暴力団を追い詰める法律がいっぱいできるものですから、人数は少なくなりました。でも、水臭いことを言うようですけれども、多分、なかなかなくならないと思います。
最後に一言だけ言いたいのですけれども、ここで大切なのは、皆さん方の大切な子どもさん、あるいはお孫さんが大きくなって、また反社会的勢力にみかじめ料や何やらかんやらいろいろなクレームをつけられて困る世の中では、それが繰り返されるようでは困るのです。
ですから、今、皆さん方にできることは、僕が言いました暴力団を排除しようという気持ちだけ持っていただいたら、後は別に皆さん方が暴力団とけんかする必要はないのですけれども、気持ちさえ持っていただいたら、しっかりした警察本部がおりますし、それと弁護士会でも民事介入暴力対策委員会という専門の委員会もあります。そして、我々暴力追放センターがバックアップしますので、暴力団を排除しようという気持ちだけ持っていただいたらありがたいと思います。
どうも時間が二、三分超過いたしましたので、この辺で終わらせていただきます。御清聴、どうもありがとうございました。

◯荒巻委員長
上原様、まことにありがとうございました。
それでは、本日の所管事項の調査におきましては、テーマについて、参考人も交えて委員間の活発な意見交換の場となるように運営してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
それでは、御意見・御見解等がございましたら、御発言願います。

◯林委員
大変ありがとうございました。本当に勉強になりました。
何点か少しお聞きしたいのです。まず最初に、先ほど報告がありました件で、京都府内の暴力団勢力は、平成24年に780人で、内訳は550人が構成員で、230人が準構成員ということでした。検挙のほうは、毎年、勢力をはるかに超える準構成員が検挙されているのですけれども、これはどういう整理になっているのですか。

(中略)

◯三上刑事部組織犯罪対策第二課長
奥さんを雇うことは、また暴力団組長と人格権は別ですので、利益供与にはならないと思いますけれども、ただ気をつけなければいけないのは、どれほど奥様が暴力団の活動に関与しているかですよね。
ですから、非常に注意を要するのですけれども、奥さんを雇うこと自体は利益供与にはならないと思います。

◯荒巻委員長
それでは、御発言も尽きたようでありますので、以上で所管事項の調査を終了いたします。
上原様には、大変お忙しい中、参考人として本委員会のために御出席をいただき、貴重な御意見を述べていただきましたことを心から感謝申し上げます。私としても大変印象に残る話術でございました。ぜひこれからも府民のために暴排活動の中でまた御活躍をいただきますよう御期待申し上げたいと思います。
本日いただきました御意見につきましては、今後の委員会活動の参考にさせていただきたいと存じます。
また、理事者各位におかれましては、本日、各委員から出された御意見・御見解等について、今後の府政の推進に当たり十分御留意いただき、府民のため、なお一層の創意工夫をされるようお願いをいたします。

3 その他
  下記のとおり発言があった。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員会 理事
  • 議会運営委員会 議会改革検討小委員会 委員長
  • 農商工労働常任委員会 副委員長
  • 持続可能な地域社会に関する特別委員会 委員
  • 京都地方税機構議会議員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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