平成26年予算特別委員会補正予算審査小委員会 警察常任委員会

◯林委員
ありがとうございました。

◯荒巻委員
私も、「女性の力」を生かした治安対策推進事業費についてお尋ねをします。
女性の力という点で、ちょうどきょう改正暴力団排除条例(暴排条例)の施行日ということで、きのう暴排ローラー作戦が木屋町、祇園地域で行われて、警察本部長が陣頭に堂々と立って出発式をなさったことに心強く私も見守っていたんですけれども、中に女性の警察官もおられて、特にこの暴排条例に係る被害者の方、またさまざまな犯行グループの被害者に本当に女性がふえているなっていう中で、女性警察官の対応できる役割っていうのはもう近年高まっているなっていうことをよく感じました。
今、社会情勢としても刑法犯の認知件数はもちろん皆さんの御努力で下がっています。だけど、内容は多様化してDVの案件であったりとか、ストーカーの案件とか、女性とかそういう立場の方に被害が降りかかってくる中で、今この「女性の力」を生かした治安対策推進事業というのはそもそも先立って京都府警察、府民目線の警察実践委員会という形の中でいろいろ意見交換、女性の意見、現場の意見をプロセスとして皆踏まえて計画はできてきていると思いますけれども、単純に何か今、女性警官が515人でしたっけ。7.9%を10%に上げていこうというのは、それは数をふやす、もちろん自分の危険を顧みずに本当に勇気を持って頑張ってくれている女性がより活躍できる職場環境にすることが、府民の安心につながってそういう府民利益に貢献するという理念だと思いますし、ただ単にふやすんではなくてそういう今の事態が多様化する中での事態対処として女性の警察官の職域、役割をふやしていくことなんだなと思っているんですけれども、その辺を今これから進めていくに当たって当然女性ゆえに結婚もあるし、またいろいろ育児とかの中で職場復帰できない、せっかくここまで培って鍛え上げてきた高い技能を保持しながら離職をしてしまうとか、すごい残念なことがあります。それはもう府民にとっても残念なことだと思います。
柔剣道大会とか見に行ったら女性が技術で体躯の大きな男性を打ち破る姿とか見たりして、本当に女性ってまだまだ警察官の中でよりよい職場環境をつくってあげたら、これはもう全てにとっていいのになと思いますが、その辺を踏まえて今後の方針を教えていただきたいと思います。

◯津田警務部長
ただいまの質問、女性警察官の確保、それから離職防止、それからいかに生かしていくかという質問だったかと思います。
まず、優秀な女性警察官の確保でございますけれども、採用人数の増加に伴う優秀な女性警察官の確保方策として、積極的な女性警察官の採用・募集活動の一環としまして女性警察官の10月採用枠の新設、それから女性限定のオープンキャンパスとして京都府警察ウーマンポリススクールの開催、女性リクルーターの効果的運用とベテラン女性警察官の活用、女性警察官採用時の身長基準の緩和等に取り組んでいるところでございますけれども、今後とも工夫を凝らしながらさらにこれらを充実することにより優秀な人材の確保を図ってまいりたいと思っております。
次に、離職の現状でございますけれども、委員御指摘のとおり平成16年から平成25年度に採用した女性警察官は280人おりますけれども、同期間に定年退職以外の理由で離職した女性警察官は111人と、その割合は約40%となっております。離職の主な理由につきまして、育児や出産が半数近くに上っているところでございます。
こうした状況を踏まえまして、幹部を初めとした男性職員の意識改革、育児休業職員ポストへの過員措置、育児支援などの職員情報共有サイトの開設、女性の体格に合う装備資機材の導入や交番等における女性対応待機室の整備など、育児支援や勤務環境の改善にも努めているところでございます。
以上でございます。

◯荒巻委員
時間もないので、もうまとめますけれども、それはもうより推進して、また幹部の、女性警察官の幹部の割合も今ふやす努力もなさっているということで、最近本当に士気高揚にもつながるし、いろいろ御努力なさっているなというのはよく実感していますので、ぜひともよりよいものに仕上げてほしいと思っています。
最後に、その職域をふやす中で京都府警で特に女性にやってほしいなと思うのは、たまたま私が観光地の多い場所にいるからなのか知りませんが、外国人の観光客がいっぱいふえてきています。もういろいろな言語を話す方がいらっしゃいます。そういう方の緊急事態に対する、向こうがエマージェンシーのことを訴えてくるときに、ちゃんと対応できる受け手をつくっといてほしいなと思います。女性ならではのコミュニケーションのやさしさとか、いろいろな配慮とか、目配り、気配りのきく、そういう役割があれば、何かそれは京都府警の力強さや頼りがいプラスまた京都そのものの評価にもつながることだと思うんで、ぜひその辺の気概を持ってまた体制構築に臨んでいただきたいと思います。
以上で質問を終わります。

◯兎本委員
すいません、引き続いて女性の件でお願いしたいんですけれども。今、市内の方、荒巻委員がおっしゃったんですけれども、今度逆に我々郡部、京都北部も含めて過疎化になるところの派出所等について、地域ボランティアの方と協議しながらも、府警本部にやっていただいておるんですけれども、その中の見守り活動とか、特に高齢者が多い過疎化の我々の地域、2町1村あるんですけれども、そういうようなところの特殊詐欺とかの予防活動について、今年度13交番から30交番にふやしていくとおっしゃっておられますけれども、その点について郡部の北部、南部の中山間地域についてどういうお考えをお持ちか、府警本部のお考えをお聞きしたいんですが。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 京都府議会議員
  • 元衆議院議員
  • 文化・教育常任委員会
  • 高齢社会の安心・安全対策特別委員会委員長

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