平成27年予算特別委員会当初予算審査小委員会 書面審査 総務部

◯中川委員
ありがとうございました。

◯荒巻委員
府有資産の戦略的な利活用等について質問させていただきます。
 戦略的な利活用を進めるということで、戦略的にやる以上はきちんと府民利益にかなうものであるとか、地域の活性化拠点と結びつく形で目標を設定していくべきだと思いますが、目標を設定して、その目標をロックオンしたらしっかり完遂できるための組織図といいますか、よく府有資産に関する各質問の答弁を聞いていると、最近は部局間でもきちんといろいろ協議をして各部局からの提案を受け付けていろいろ検討しているという状況を聞いているんですけれども、その辺の体制はより進捗としてはよくなってきているのか、その辺を聞かせていただきたいと思います。

◯木村府有資産活用課長
府有資産の利活用の推進なのですけれども、全部局に財産の総括推進員というのを置いております。各課には推進員という形で財産の取り扱いの取りまとめの職員がおりまして、主には、我々こういう利活用をする、例えば売却をする、どういった形で今後の方針を決めていくとかというような話のときには、必ずその総括推進員なりとヒアリングというんですかね、協議をしながら進めていくということにしておりまして、我々と担当の部局がこういうことでという方針を定めた上で、あと利活用の推進プラン委員会ですね、専門家の意見も聞きながらそれを推進していくというふうな立場でやってきております。以上でございます。

◯荒巻委員
大いにそういう議論を尽くした上でなければ、民間にも耳を傾けるという形で、例えばプロポーザルとかという形では、この間、松原署の跡地は民間に売却する形で、ただ一方、条件決めをして、地域の安心・安全に律する形でのそういうコミュニティスペースも兼ね合わせた形でそういう交番みたいなものもできたということで、そういう多く府民利益にかなう、またそこのまちの拠点になるようなものとか、そういう形での組み立てもしているとは聞いています。そこでもう一つ聞きたいんですが、府立の陶工高等技術専門校が移転する前の跡地が陶工訓練校として昔あったと思います。そこのことについてはまた商工労働観光部で質問をするんですけれども、その前に府有資産活用課の見解だけ聞いておきたいんですが、そこはもともと陶工訓練校だったわけで、陶磁器、京焼、清水焼の場所やったんで、今は琳派400年ということもあって、そこに京都の強みとか文化を発信できる拠点で、そういう民間の地元の京都陶磁器協会等を巻き込んで何か運営できる形のものがあればいいなという一つ模索があったこともホームページでも出ていたわけなのですが、商工労働観光部から今後についてそこの今、打診状況があるのかとか、その辺、今お答えできることはありますか。

◯木村府有資産活用課長
東山区にある元東山技能センターだと思いますけれども、そちらは委員が今おっしゃったように一度公募のプロポーザル方式でその地域の拠点となるような事業の提案を商工労働観光部がしたんですけれども、対象となっている当てにしていた提案事業者が辞退をしたということがありまして、それで今じゃあどうしようかということで、商工労働観光部で一度練り直しをしております。それで、そういう報告は私ども府有資産活用課には報告があります。それで、もしないようでしたら、庁内照会等行いまして、全庁的にあるかないかというふうな照会をしていくような手続に、市町村も踏まえて、入っていくというふうな形になります。

◯荒巻委員
具体的過ぎる質問で余りよくないなと思っていたんですが、たまたま琳派400年ということもあって、地元の声をどう結びつけていったらいいかなというのが私の質問の骨子なのですが、尾形光琳さんの息子さんが弟の尾形乾山とか師匠の野々村仁清とかを琳派400年なので陶磁器と結びつけるならたたいてその記念館みたいなのをつくりたいとか、それどう進めたらいいのかということが今、地元の大きな課題になっていて、それは商工労働観光部で私はまた質問していく上で、その受け皿としてまず府有資産活用課としてあそこがどうなるのかがもう決まっていたらまた話は別だなとかと思ったんで、そういう形で、全くゼロベースで聞いていただけるというふうな見解でよろしい現状ですね。

◯木村府有資産活用課長
おっしゃるとおりです。

◯荒巻委員
わかりました。ではまたしかるべくそのお話の中で御協力いただきたいと思います。
 あと府有資産ということでは、今、府庁旧本館の議場の再整備やっていただいていて、総務・環境常任委員会でもことしは特に委員長の方針もあったのであそこでテーマにも大変強く重点化されましたし、出前議会であったりテレビ常任委員会でもたしかテーマになったはずだったんですが、逆に委員の皆さんの意見というのは聞かせていただく機会がありましたが、理事者側の御見解も聞きたいなということでこの場で聞きたいんですが、多くあそこをこれから結婚式の場所にしたり人々の表現の場所、アートのそういう空間に使うとか、ああいうレトロ感のある場所は京都らしいというところで、そういう使われ方というのは、人を集めるという点では物すごく大事だしやっていったらいいなとは思いますけれども、本来的にあそこの存在の重さというか歴史性ですよね、過去から現在に至るまであそこで府議会という形で府民の意思を形成してきた場所としてのその歴史をきちんと伝える博物館や資料館的な要素というものは備えてないと、まず京都の人自体がそれによってふるさと感というか京都との結びつきを感じるような場所であってほしいし、だからこそ、他府県から、また国外から来る人にここはそういう場所だという、その存在価値みたいなものを発信する機能も備えなければ本当の意味で利活用しているとは私は言いがたいと思いますし、また学校教育や社会教育を通じた連携した形で人材を育成するそういう京都をよりよく知ってもらう、京都のそういう政治も含めた、また歴史のそれぞれにおいて先人たちがこういう考え方をしてこういう判断をしてきた場所だということを訪ねられるような場所であることが、そこに来る人がまた自分は未来に対して京都はこういうふうな町であってほしいなとか、そういう本当に心の意味で人材育成の場になる大きな財産だと私は思っているんで、利活用に対する予算、小規模とは思わないけれども、もっと予算つけていってもいいなと私は思いますが、その辺含めて所感を聞かせていただきたいと思います。

◯志田総務部長
ありがとうございました。旧議場でございますが、御案内のとおり昨年の秋に第1期の一端の工事が竣工いたしまして、いよいよ今度第2期に入っていくわけでございます。今回かなり大規模な工事になりますけれども、国の交付金もちょうど地方創生といういい機会でございますし使えますので、これを思い切って投入しまして、当初、3年、4年はかかるかと思ったんですが、もう一気に1年でやってしまおうということで、これは我々割に思い切って予算をつけたつもりではございます。ぜひお認めいただきたいと思ってございます。
 この後は、これをぜひ本当に伝統を生かして使っていただいて本当に価値が出てくるもんだと思っておりますので、従前からマルシェとか、本当ににぎわいと、人が集まってまさに民主主義の原点であります人が集まってわいわいがやがやとやりとりをするという、そういう原点に立ち返った上手な使い方もやってきていますし、またこれ以外にも先ほどありました例えば映画でありますとか結婚式とか、そういうものも含めて、いずれにしましても、ああいう場所でございますので一定のルールは必要かと思いますが、できるだけ多くの方にあのいにしえを思い浮かべながらさらに使っていただいて、新しい旧議場の姿ができるように我々も積極的に、予算もそうでございますが、活用について努力してまいりたいと思ってございます。

◯荒巻委員
ありがとうございました。
 以上です。

◯荒巻委員
それでは、これをもって総務部の書面審査を終了いたします。
 引き続き建設交通部の書面審査を行います。
 理事者が着席するまでしばらくお待ち願います。
 総務部の皆さん、お疲れさんでした。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 京都府議会議員
  • 元衆議院議員
  • 文化・教育常任委員会
  • 高齢社会の安心・安全対策特別委員会委員長

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