平成27年予算特別委員会当初予算審査小委員会 書面審査 教育委員会

◯小巻委員
3月4日か5日ですかね、高校の卒業式があるのですけれども、私も議員にならせていただいてから、下京区には高校がないので、鳥羽高校へ寄せていただきます。小田垣教育長がおられたところなのですが、別におべんちゃらするわけではないけれども、その鳥羽高校の卒業式はすばらしい。私はいつも、行って帰ってきたらすがすがしい気持ちになります。そういう卒業式をしなければならない。茶髪の子がいるわけではなしに、向こうは相撲部があるから、ごっついごっつい子がおりますやんか。そんなのでもちゃんととめて、ぴりっとしている。それはやっぱり学校の指導方針だと思います。そういう指導をしなければならない。そういう指導を教育委員会からしっかりしなければならないと思います。「三つ子の魂百まで」ということわざがありますやんか。小さいときにはしっかり怒るときは怒り、かわいがるときは精いっぱいかわいがると。だから、この間の15歳の子どもが、横浜の子どもなんかがこういうことになるわけなのです。
話が変わってくるのですけれども、これなんかも、私は一番の責任は親と学校だと思います。電話なんかかけていてもいけないのです。担任がそこの家へ行かなければならないわけです。そうすればこんな問題は起きていない。それまでにわかっている。私もきょうも昼にテレビを見ていて、高校生の子が犯人だ、3人の子が犯人だとかというようなことが出ていましたけれども、やる子もやる子だけれども、それまでに何らかの対策ができるわけです。ぜひ京都ではそういうことがないように、しっかり先生の指導もしていただいて、やっぱり先生ですよ。
私はもう年が74にもなっていて、いまだに同窓会やったら、先生はどんなに言ってくれるか。それが先生です。だから、そういう熱のある先生を一人でも多くこしらえていただいて、京都はすばらしいと、教育もすばらしいし人間関係もすばらしいものができるという教育をぜひしていただきますように、もう答えは要りません。よろしくお願いします。
以上です。

◯荒巻委員
私は、文化財対策について質問いたします。
とりわけこの間は高台寺のところで出火騒ぎがあって、文化財には影響はなかったということもありますが、さかのぼるといろいろ、長楽寺の火事もあったり、近年、都市化の中で、かつてと違う危険に見舞われやすい環境下で文化財をどう守っていくのかというのは文化財対策の基本的な考え方になったと思うわけです。例えば花折断層の上で、耐震化に関しても大分補助はしてきて、あそこは290近い重要文化財(重文)があったし、国宝も50近くあると。これは全国から見ても4分の1ぐらい所有しているということで、我々は先人から預かってきた大変な文化財を京都の魅力の源泉としてきちんと位置づけて守っていかなければいけないし、また教育資源としても、歴史教育の材料、そういう観点に立ってもきちんと責任を果たしていかなければいけないという中で、今、所有者といろいろ協議する中で、例えば火災報知機とかは府の文化財でも8割を超えて設置されているとか、また耐震化の備えについても進んでいると聞きますが、その辺のまず全体的な進捗状況を教えてください。

◯磯野文化財保護課長
失礼いたします。文化財の防犯・防火対策でございますが、一義的に文化財と申しましても、これは所有者がございますので、所有者が行うものではございますが、これに所有者が行います自動火災報知機ですとか消火設備なんかの設置や点検、維持管理につきましては補助制度がございまして、今回予算もお願いしております中の維持管理費とかというようなものでお願いをしております。それから、国の補助制度も調整をしております。それから、うちの技術職員が技術的なアドバイスもやっておりまして、今、委員御指摘のありましたように、木造の建造物等につきましてはその設置率はかなり高いところでございます。
以上でございます。

◯荒巻委員
引き続きそのことは留意して続けていただきたいです。
そしてあと、京都市内の取り組みでは、文化財市民レスキューというものを今設置して、所有者の中で自警消防団を形成したり、そこの地域の学区の消防団、そしてまたそこの文化財をシンボルとしてなりわいを起こしている人たちが連携して協議する形で体制を構築しているわけです。例えば世界遺産の清水寺の清水の舞台で放水する訓練、昨年末にニュースでも流れていましたけれども、ああいった取り組みも府もオブザーブなさっていたように見受けられましたけれども、そういう火災発生時の行動力が非常に高まって、非常に減災につながる機能にもなりますし、常にそういう意識を高めることで防災にも資するということで、活動を今高めているわけですが、そういった火災やいろいろな被害の管理体制の構築支援というものに京都府としてどのようにかかわっていこうとしているのか、お考えを聞きたいと思います。

◯磯野文化財保護課長
府教委といたしましては、「文化財所有者のための防災対策マニュアル」をつくっておりまして、これを今御指摘ありました地震・風水害編、あるいは防火・防犯対策編、こういうものを出しております。それから、12機関で構成する文化財防災対策連絡協議会というものがございまして、これに参加して、いち早く情報共有をしております。委員から御指摘のありましたこの前の高台寺のことにつきましても、私のところには瞬時に連絡が入っておりまして、文化財に被害がないことを察知したところでございます。
それから、これも平成24年度に御予算をいただきまして、文化財の目録のデータベース化を行いまして、これを府のホームページにもアップしておりますので、こういう形で関係機関と情報を共有しながら、一緒になって文化財の防犯・防災対策に努めているところでございます。
以上でございます。

◯荒巻委員
ぜひ、今いい形で協議が進んできていると思いますし、特に火災対策、また震災対策、そのときの備え方であったり、また万が一なった場合の対策の方法とかいろいろシミュレーションしているのも存じております。その中で上がってくるのは、今後は未然に防ぐという意味で、人為的な要因で発生する被害に対して、防犯カメラって犯罪のことなので警察とかそっちのことのように見受けられがちですけれども、文化遺産を守るというものに対しても今、設置要望がふえてきていると思うので、そういうものへの補助の解釈の対象として今後、方向性を高めていってほしいという要望も出ていると思うのですが、その辺に関してコメントしていただけたらと思います。

◯磯野文化財保護課長
確かに、委員おっしゃるような設備につきましての必要性は認めておりますので、国にも要望しておりまして、国の補助金を取りますとか、あるいは京都府でもそういう制度が少しはございますので、知事部局とも連携しまして、設置率を高めていきたいと思っております。
以上でございます。

◯荒巻委員
大変心強く思います。火災だけではなくて、文化財盗難というケースもありますから、そういったものを未然に防ぐことにもなるので、トータル的に防災に関する機能向上につながるものに関してはぜひ拡大していってほしいなと要望いたしたいと思います。
最後に、時間がないのですが、郷土資料館に予算がついています。丹後の郷土資料館ですね。私も行ったことがありますけれども、今、休館中ということで、すごい国宝があったり重要文化財があるのだけれども、アクセス面の問題もあると思いますし、非常にもったいない感じがしていましたので、ぜひ魅力を高める形で、もともと丹後王国という古代からの文化がある地域ですし、日本の形成上の歴史で畿内政権が形成されるものとは別に、出雲とか因幡とか大陸に向かっている側の独特の文化があったと思うので、そういったものに対する誇りとか、地元の方の、また府民全体の郷土愛を育む上でも大事な郷土資料館であってほしいなと思います。そういう中身ですね、コンセプトであるとか見せ方とか、また「海の京都」で、これからまた海の京都博とかそういう事業と連動する形で観光スポットにもなり得る、また京都北部の魅力の拠点づくりにも私はつながると思いますけれども、せっかくリニューアルする以上、どのような方針なのかお聞かせ願いたいと思います。

◯磯野文化財保護課長
丹後郷土資料館でございますが、これは6月補正で御予算をいただきまして、展示ケースの更新ですとか、旧永島家住宅の屋根の改修ですとか、国分寺跡の園路の改修、駐車場の整備とかを行っているところでございます。
それで、今委員御指摘のありました、今度の御予算をお願いしているものでございますが、これは今御指摘ありましたように、「海の京都」などとも連携いたしまして、丹後地域の歴史文化の発信の拠点施設となりますように、「丹後歴史文化博物館(仮称)」といたしまして、全面改築するための具体的な基本計画の策定費をお願いしているところでございます。そのコンセプトといたしましては、「海に開かれ、海に育まれた、丹後の光り輝く歴史を体感する新しい博物館」となりますように、地元の意見とかも十分お聞きしまして、子どもたちや府民に親しまれる施設になるよう努力していきたいと思います。
以上でございます。

◯荒巻委員
ありがとうございました。以上です。

◯田中委員長
申し上げます。間もなく午後5時になりますが、このまま審査を続けますので、御了承を願います。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 京都府議会議員
  • 元衆議院議員
  • 農商工労働常任委員会
  • 高齢社会の安心・安全対策特別委員会

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