平成19年決算特別委員会 書面審査 企画環境部

◯荒巻委員
 余り時間もございませんので、少々交通対策と、それに環境問題を絡めて質問をさせていただきます。
 先般、京都市が、パーク・アンド・ライド構想で2日間ほど社会実験をされておりました。報道等を見ている限りでは、いささか通行車、歩行者、そしてまた地元の人と、もうこれは相入れない言い分というところで、両立し得ない事態になっていました。京都市は、新観光都市京都構想という点で大いにクローズアップされていましたけれども、本来パーク・アンド・ライド構想というものは、環境の問題に対して、また地球温暖化対策への施策として位置づけていくものだと思います。
 そういった中で、環境問題を絡めて、交通対策課のほうで交通需要管理推進事業の一環として、自家用車の公共機関への利用乗りかえ、利用転換の促進を取り組みされておられます。今までの実績と、またそういった環境問題を踏まえた上で、例えばマイカー1台当たりがこれをやめて公共機関に乗り入れたら、例えばあれはCO2で9倍ぐらいの差があるわけです。そういった地球温暖化対策への一助として、これだけの効果があると、これだけの期待値があるということを示していくという観点においても、今後の取り組みをどのようにとらまえているのか、お示しいただきたいと思います。

◯交通対策課長
 交通需要管理についてでございますけれども、委員御指摘のとおり、過度のマイカー利用を抑制し、あるいは公共交通への利用転換は非常に重要なことだということで、私どもも、これによって渋滞の緩和だとか、おっしゃいました地球温暖化防止の観点から、あるいはまちづくりからということで、国、市町村あるいは企業、学校、地域の方々と一緒に取り組んでまいっております。
 一つは、企業とは、平成17年に宇治で通勤の社会実験をさせていただいて、JR宇治駅とか、あるいは京阪宇治駅周辺で、企業にアンケートを実施して、大きく鉄道利用者が増加をしたとかという事例もございます。京都市内の久世工業団地で、昨年11月から企業の送迎バスの試験運行をやりまして、一応本年5月からは、企業独自の取り組みとして送迎バスの本格運行をなさった。これも一応マイカーの抑制ということで、本格運行も実施をされております。
 要は、地域の女性団体あるいは老人クラブ等と「お出かけマップ」ということで、バス路線とかバス停の位置とかがわかりやすいように配付をさせていただいたり、あるいは南部の小学校では、総合学習の時間等に子どもたちに公共交通であるバスの意味といったものを授業で展開をいただくなど、こういったことにも協力をさせていただいております。地域、企業、学校、あるいは地元の皆さん方とさまざまな連携をとらせていただいて、住みよいまちづくりといいますか、環境の観点からもこういった取り組みを進めてまいっているところでございます。
 以上でございます。

◯荒巻委員
 ぜひそういった個々の活動がまた全体として波及していくことを願うばかりです。
 温暖化対策に波及してですけれども、温暖化対策プロジェクトで、地球温暖化対策条例の中で、今特定の事業者に対して、原油量の使用量とか、あと運送に関したら車両数の保持台数とか、そういった事業者に対して今削減計画書を義務づけているはずなのです。たしか平成19年度は6月末で提出という状況だと思いますけれども、提出状況と、またそれに対する指導状況等をお示しいただけますでしょうか。
 また、条例の中では、知事がそれに対するディスクロージャーも早急にすると項目が書いてあったと思いますけれども、その予定等を含めて御説明をお願いします。

◯企画環境部環境政策監
 削減計画書のことは、企業につきましてはすべてホームページで公開をいたしておりますとともに、また6月に出ました平成18年度の実績報告でございますが、間もなく京都市とともに公表できると考えております。多分11月上旬ぐらいになるかと思います。いましばらくお待ちいただきたいと思っております。よろしくお願いします。

◯荒巻委員
 了解いたしました。ありがとうございました。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員長
  • 京都地方税機構議会議長
  • 京都府都市計画審議会委員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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