平成27年9月定例会

◯議長(植田喜裕君)
次に、荒巻隆三君に発言を許します。荒巻隆三君。
〔荒巻隆三君登壇〕(拍手)

◯荒巻隆三君
自由民主党京都府議会議員団の荒巻隆三でございます。私は、我が議員団を代表いたしまして、ただいま議題となっております平成26年度一般会計及び特別会計並びに事業会計の決算認定に係る全ての議案に賛成する立場から討論を行います。
まず、山田知事4期目のスタートとなる平成26年度の府政運営についてであります。
昨年は、府税収入が2年連続で前年度を上回る決算となったことに象徴されますように、アベノミクス効果により、冷え込んでいた景気がようやく回復軌道に乗りつつある状況下にありました。
しかしながら、一方で、本府を取り巻く情勢を見ますと、3年連続となる豪雨災害の発生を初め、急速に進む少子高齢化に伴う医療・福祉の問題、若者の非正規雇用の問題、環境・エネルギーや教育の問題など、府民生活の安心・安全という点ではまだまだ克服すべき大きな課題が横たわっております。また、景気が上向きつつあると言っても、府内の中小零細企業の皆さんや農林水産業に携わる皆さんにその足取りをしっかりと実感していただくには、いまだしばらくの時間を要するものと思われます。
こうした多難な中で、山田知事は「大安心・大交流時代への挑戦」というテーマを旗印に、見事府民の信託をかち取られました。骨格的予算といえど待ったなしの課題に的確に対応した当初予算に続き、4期目府政の方向性を示す6月補正予算では、「『安心』と『活力』の再創造」と銘打ち、少子高齢化の抜本対策を初め、京都の活力を引き出す伝統産業や農林水産業の育成、琳派400年に向けた文化の振興、3つの京都づくりやみやこ構想の推進など、府民の安心・安全と将来にわたる府域の発展につながる施策の実施に取り組まれました。その後の補正予算につきましても、当面する諸課題に機敏にかつ的確に対応される予算を編成されたところであります。
このように、景気が回復しつつあると言っても、ますます複雑・多様化する行政課題にしっかりと対峙しなければならない状況のもとで、行財政改革を進めながら生み出した財源を最大限有効に活用するという効果的・効率的な財政運営に取り組まれました。その結果、一般会計の実質収支は38年連続の黒字、また、単年度収支につきましても6年連続となる黒字を確保されたものであり、平成26年度の決算と財政運営を評価するものであります。
さて、ここで災害対策と産業振興対策について若干申し上げたいと思います。
まず、災害対策についてでありますが、何と申しましても、昨年は3年連続となる豪雨災害の発生により、府民生活の安心・安全が大きく揺らぐ年となってしまいました。これまでの想定を超える降雨により、府域で甚大な浸水被害が発生する中、被災地の復旧・復興に向けた補正予算案を速やかに編成し、臨時府議会を開催して所要の対策にいち早く取り組まれました。中でも福知山市域の浸水被害を踏まえ、国・府・福知山市が一体となって、思い切った総合治水対策に取り組んでいく道筋をつけられたことは、全国にも例を見ない、特筆すべき大きな成果であると考えます。幸い、本府においては、ことしは豪雨災害の難を逃れられそうでありますが、災害対策に万全を期すことは府民の皆様の平穏な生活や府内企業の円滑な事業活動を守るための重点かつ基本政策であります。今後とも防災・減災対策のさらなる充実・強化に努められますよう、よろしくお願いいたします。
それからもう一点は、産業振興、特に伝統産業の活性化についてであります。長らく構造不況と言われてきた京都の伝統産業ですが、西陣・丹後の織物産地を中心に出荷額がふえ、設備投資意欲が高まるなど、明るい兆しが見え始めています。このチャンスに京都の歴史・文化を支えてきた伝統産業が大きく飛躍できるよう、全ての伝統産業のさらなる振興対策に積極的に取り組まれることを要望させていただきます。
さて、これから平成28年度当初予算の編成作業が本格化しますが、来年度は過日策定されました京都府地域創生戦略に基づき、京都ならではの新たな文化創生に向けた取り組みを本格的に展開していかなければならない年になります。こうした中で、我が自民党議員団といたしましては、全議員が一丸となって山田知事とともに京都府政の前進に全力を尽くしてまいりますことをお誓い申し上げまして、私の賛成討論とさせていただきます。
御清聴まことにありがとうございました。(拍手)

◯議長(植田喜裕君)
次に、大橋一夫君に発言を許します。大橋一夫君。
〔大橋一夫君登壇〕(拍手)

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 京都府議会議員
  • 総務・警察常任委員会(委員長)
  • 高齢社会の安心・安全対策特別委員会
  • 京都地方税機構議会議員

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