平成28年環境・建設交通常任委員会5月臨時会

山口環境部長
委員長のお許しをいただきまして、理事者を代表し、一言御挨拶申し上げます。
荒巻委員長、兎本第一副委員長、村井第二副委員長を初め委員の皆様方におかれましては、京都府の環境行政並びに建設交通行政推進につきまして大変御熱心にお取り組みいただき、格別の御支援、御協力賜りましたこと、まことにありがとうございます。
本委員会での御審議の中で、また現地調査等を通じまして委員の皆様方から頂戴いたしました御指導、また御助言につきましては、しっかりと真摯に受けとめ、今後の環境行政並びに建設交通行政の推進に一層努力し、職員一丸となって大変困難な課題に果敢にチャレンジしてまいりたい、このように考えております。
委員の皆様方の今後ますますの御健勝を御祈念申し上げますとともに、今後とも相変わりませぬ御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。1年間まことにありがとうございました。

荒巻委員長
それでは、私からも一言御挨拶を申し上げたいと思います。御挨拶の前に、このたび熊本地方で発生いたしました地震におきます被災地での今なお復旧作業が続いている中、御逝去なさいました方に心からの御冥福をお祈りいたしますとともに、被災地の皆様に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。まだ断続的に余震が続く中でございますが、少しでもお役に立ちたいという思いでいろいろ我々も検討に当たっていく次第であると思っております。
それでは、閉会に当たりまして、私から御挨拶を申し上げます。
昨年5月に環境・建設交通常任委員長に御選任をいただいて以来、本日まで兎本副委員長、村井副委員長を初め委員の皆様方には格別の御協力を賜りましたこと、そして委員会審査はもとより管内調査、管外調査や閉会中の常任委員会、さらには出前議会など活発な委員会活動が展開できましたことに心から感謝と御礼を申し上げたいと思います。
また、山口環境部長、東川建設交通部長を初め理事者の皆様方におかれましても、この間、委員会審査や管内外調査に加え、閉会中の常任委員会、さらに出前議会の開催など、委員会活動の全般にわたり円滑な運営に格別の御協力を賜りましたこと、心から御礼を申し上げます。
そして、我々の活動をサポートしてくださった事務局や関係者の皆様には本当に大変な御労苦を1年間かけたと思っております。そのおかげをもちまして、大過なく私もこの大きな責務を果たせたと思っておりますので、改めて重ねての御礼を申し上げたいと思います。
さて、この本委員会におきましては、環境部の所管と建設交通部の所管と幅広い分野について積極的に取り組んできたところでございます。1年間を振り返ってみますと、環境部におかれましては、京都府再生可能エネルギーの導入等の促進に関する条例を策定し、さらなる導入の促進に向けた取り組みを実施されているところではあります。「エネルギー自給・京都」の実現に向けて、府民の皆様や事業者の方による地域づくりと一体となった取り組みを着実に進めていっていただきたいと要望させていただきたいと思います。
また、「森の京都」の事業が今年度ターゲットイヤーであります。ことしの3月に京都丹波高原国定公園が府内4つ目の国定公園として指定されました。このエリアのすばらしさを、本当に豊かな森と豊かな緑と共生している姿を、ぜひそのすばらしさを府民の皆様と共有しながら全国に発信し、未来に引き継いでいただきたいと思っております。
建設交通部におかれましては、昨年7月には京都府民の皆様の長年の悲願でありました京都縦貫自動車道が全線開通し、府内を南北に走る大動脈がついに完成しました。私も利用する折に、北部地域が近くなったと実感しております。今後の課題は、平成28年度の開通を目指し、南部地域では新名神高速道路の城陽-八幡間が、北部地域では山陰近畿自動車道、野田川大宮道路の整備が進められております。府内の道路交通網や公共交通機関がさらに充実し、観光を初め、物流や人の流れが活発になり、府民の皆様の利便性や快適性につながり、京都府全体がさらに活性することを期待しておりますので、着実に執行していただきたいと要望をあわせてお願い申し上げます。
今後とも、厳しい経済社会情勢の中ではありますが、社会基盤発展の向上や災害からの対策等、特に府民の安心・安全の視点を大事にしていただきたいと思います。
熊本地方の話に戻りますが、土砂災害で多くの住居や河川施設や行政施設が倒壊し、道路交通網の被害におきましても、新幹線、在来線、高速道路、国道、県道、市道と本当に大変な被害が起きました。それに対して、今、懸命の作業を行われているお姿を見せていただき、私たちはいかにインフラを確保することが本当に災害時に大事であるかということを教訓にしていかなければならないと切に思った次第でございます。ぜひとも今後の国土形成のあり方、また京都府の我々の地盤、各地域がこれからも魅力あるまちづくりにするためには、強靱なる今後の国土形成を進めていかなければいけないと思いますし、あわせて府域の均衡ある発展も念頭に置いていただきたいと思います。
本委員会におきまして委員から本日出されました最後のまとめの要望や意見等につきまして、今後の府政運営に当たり積極的に御検討いただきますよう最後にお願いを申し上げます。
結びに当たりまして、委員並びに理事者の皆様、事務局関係者の皆様方におかれましては、今後ますます御活躍されますよう、お一人一人の御健勝を心から御祈念を申し上げまして、私の結びの御挨拶とさせていただきます。本当にこのような重責を果たさせていただきまして、荒巻隆三、感無量でございます。本当に感謝と御礼を申し上げます。

閉会
荒巻委員長から閉会宣告が行われた。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員長
  • 予算特別委員長
  • 京都地方税機構議会 議長
  • 京都府実業団剣道連盟 会長
  • 京都府カヌー協会 会長
  • 京都府議会海上保安議員連盟 会長
  • スマートライフ推進京都府議会議員連盟 会長
  • 日米友好親善京都府議会議員連盟 副会長
  • 日韓親善京都府議会議員連盟 副会長
  • 京都府防衛協会 理事
  • 京都ボーイスカウト振興会 評議員
  • 糺の森財団 理事
  • 元 衆議院議員
  • 元 株式会社ワコール社員

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