平成19年決算特別委員会 書面審査 保健福祉部

◯荒巻委員
 家庭支援総合センターについてお伺いいたします。
 今、元洛東病院跡を解体作業ということで、地域住民の理解のもとで、本当に安全に作業を推進していただきましたことに心から感謝を申し上げる次第です。地域の情報として警察署がやってくるという認識はあるのですけれども、家庭支援総合センターは、おぼろげなイメージではまだ住民意識はないということです。せっかくこれから建設の段階に入るに当たって、基本計画はお示しいただいていますけれども、より一層の事業内容についても同じくそういった構想計画をぜひ浸透させていかなければいけない時期に来ているのではないかと思っています。
 特に、今回地域の皆さんも大半はまだよく理解されていないのですけれども、母子生活支援施設とか少年サポート施設がやってくるわけでして、また一時保護の施設においては生活保護を受けながら児童が学校に通う事態もこれから想定できるわけです。学校に通うということは、その家庭支援センター内だけで完結する話ではないので、児童たちに対して、地域の町内会とか関係機関とともに地域ぐるみでの支援体制を行っていかなければいけないと思うわけです。
 今回、児童相談所と婦人相談所、また知的障害者の更生施設であったり、身体障害者の更生施設であるとか、かなり多様な、横断的な施設でございますから、医師から看護師、またそういう障害者の方の判定士であるとか、また入居施設もあるのならば栄養士とか、さまざまな専門的知見を持ったお方が一堂に会するということで、そういう今まで分散していたものにまとめて集まっていただく中で、そういった方々をフル活用できるそういう利点もあると思います。また、事務的に今までばらばらだったものが管理部門の一括化でスリムにできる。本当にこれは望ましいことだと思っているので、本来描いているこの家庭支援センターの機能を十二分に発揮するためにも、ぜひ明確な指針をそろそろ発信していただきたいということです。
 これだけ大きい施設、敷地面積で5,500平米ですか、ちょうど対面に位置する区役所が約六千数百平米ということで、それの約8掛けだと思って想像するだけでもすごい大きな施設ですよね。これは逆に全国的に比べて類似するそういう施設があるのか、どういった施設になるのか。また、景観条例が今できているので、最初のコンセプトと若干変わることもあるのか。そういう部分で、しっかりそれらの機能を担保できるスペースを確保できているのか。また、今後の需要面についてもどういう予測をしているのか。その辺をお示しいただけますでしょうか。

◯保健福祉部長
 まず、今回の家庭支援総合センターにつきまして、解体工事につきまして、荒巻委員を初め地元の皆様あるいは京都市の皆様方に大変御理解、御協力を賜っておりまして、現在順調に進展しております。改めて御礼を申し上げます。
 まず、まだその家庭支援総合センターがどういうものか、なかなか行き渡っていないのではないかというお話でございます。確かに、京都府の機関ということで、京都市民の方に利用していただく施設とそうではない施設がございまして、十分御理解をいただけるような取り組みが必要であると思っております。おっしゃいましたように、そこから小学校や保育園に通うケースもございますし、まさに地域に育てていただく、そういう観点から京都市とも十分連携し御協力をいただきながら、今御指摘の問題につきましては取り組みを進めてまいりたいと考えております。
 また、現在実施設計を鋭意行っておりますけれども、景観条例との関係で申し上げますと、少しその設計上いろいろ調整をしている場面がございますけれども、おおむね予定していたコンセプトで設計が進んでいるところでございます。御紹介がございましたように、児童相談所、婦人相談所、身体障害者、知的障害者の更生相談所、母子自立支援施設、そういったものを総合的に整備し、ワンストップで対応できる。また、少年サポートセンターにもお入りいただきまして、児童虐待等の案件につきましても総合的に対応する。こういったコンセプトで現在設計を進めているところでございます。
 以上でございます。

◯荒巻委員
 今、部長がおっしゃったように、まさに京都市の各相談所と役割が重複している、ダブっているという、そこはまたより明確にしなければいけないところだと思います。例えば個別の件でしたら、DVとか児童虐待とかといったものであれば、京都市の児童相談所に行ってしまって、府下にお住まいの皆様に関しては一義的には各市町村に御相談に行かれるのだと思いますけれども、その後にまた東山まで来るのかとか、逆に京都市でしたら、市では京都市のほうには対応して、京都府のほうはまたそれぞれ別でというか、何かわかりにくい部分があります。また、婦人相談所とか少年サポートセンターについては京都市は運営していないとか、そういう部分があるので、ぜひ、そのすみ分けを京都市の保健福祉局と綿密に連携していただきたいと思っております。
 もう少し突っ込んで業務内容についてですけれども、構想の中で判定・治療部門があるのですが、判定は医療機関で得た身体障害者の認定とか、そういうものだと思いますけれども、治療というのは何を指す内容なのでしょうか。どういった広がりで治療をされるのでしょうか。

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あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員長
  • 京都地方税機構議会議長
  • 京都府都市計画審議会委員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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