平成28年農商工労働常任委員会及び予算特別委員会農商工労働分科会9月定例会2日目 本文

所管事項
委員会の所管事項について質問・答弁が行われた。

◯荒巻委員
商店街の活性化について触れておきたいと思います。
この間、本会議でも、答弁の中で、創生センターが商店街で候補の中から選定して、そこに特化して職員をしっかり派遣して、また商店連盟の中にも、また理事会の中にも派遣をする形で一体化をしながら、にぎわいづくりや活性化を進めているという御答弁を非常に前向きに取り組んでいらっしゃるなという思いで聞いておったのです。地域でそれぞれ特性がある中で、そこの例えば地域の資源であったり、ニーズを踏まえていないところが、カルテをとる中でまだまだ出てくるとおっしゃっていたのですけれども、ニーズを踏まえてにぎわいをつくるという時代は、今の人口減少であったり、大型店の進出の問題やネット通販で社会環境の構造が大きく変わっている中で、この人口減少で消費の低迷はどこも避けられない中だと思うんですよね。
にぎわいづくりでいろんなイベントをやっていただいて、本当にありがたいと思いますし、例えばうちの東山区であったら、古川町商店街をモデルケースとして民間事業者が活性化拠点を通じたイベントを頻繁にやってくれて、そのイベント中はすごい人のにぎわいが生まれて、これはすばらしいなと思うけれども、やっぱり平時は大変閑散として、いつもおじいちゃん、おばあちゃんしかいないような商店街になってしまって、常連の人が毎日のようにお惣菜を買いに行くという風景しかないんですよね。商店街のニーズを踏まえるというよりか、つくっていくというか、商店街の役割というものをもう1回、定義し直さなきゃいけないんじゃないかなと、あれから考えたわけですね。
商店街は地域のコミュニティの核云々とかそんなことは当たり前のことであるので、例えばモデル事業として、ああいう東山のほうを選定してくださっているのであれば、観光資源が多くあります。あそこは知恩院があったり、青蓮院があったり、今、本当に外国人の方や京都府外の人が多いですよね。特にノスタルジックな思いで関東圏の人が、ああ、こんな映画に出てくるような古い商店街があるんだというのが風景の中に溶け込んでいるので、買い物をする前に、まず来てもらうことのほうが大切かなと。順番は最後、消費に結びつけたいけれども、何かそういう観光集積地には観光と絡めるとかニーズづくりをしていかなきゃいけないと思いますけれども、その辺の考えというのは、方向性は何かお考えが今ありますでしょうか。

◯兒島商工労働観光部長
委員がおっしゃいますように、立地条件としては非常にいいところにございまして、当然のことですけれども、観光客もたくさん行っていただきたいという思いはございます。
ただ、難しいところが現状としてはあるのですけれども、たくさんの観光客を呼べるということになりますと、やはりたくさんのお店があいていなくちゃいけないというところもございますので、それが今、一番大きな課題で、この前も御答弁申し上げたのですけれども、徐々に夜、あるいは日曜日とか祝日にもお店をあけるところがふえてきております。
そこで課題になりますのは高齢化の問題で、もう日曜日とか祭日まではという方もいらっしゃるのは事実ですので、そこで我々が入りまして後継の問題もありますが、若い人を中心にいろんな試み、まずはお店をあけていただきたい。ですから、閉まっているところは新しいところに入っていただきたい、こういう取り組みを進めていくのが一番大切じゃないかなと思っております。

◯荒巻委員
関連して。この間、錦の理事長とお話をしていたときに、あそこは京都の台所ですから絶えず人が歩いているので、空き店舗を欲しがっている人はいっぱいいるし、あいていたらキラーショップ、売れるブランドのここにしかないようなものを入れていくんやということではりきって、前売りを上げることに目標設定を行っているいい商店街ですよね。
だけど、まず古川町もそうですけれども、場所がよくてもまだシャッター街化している部分があるし、そのために民間事業者のあれを設立してくださったんだなと思っているのですけれども、夜間のほうのお店も確かにちらほらできてきたなと最近は思うのですけれども、まだ認知がされてないんですよね。せっかく観光地で途中まで足を運ぶのに、しかも映画のロケでもあそこは使う場所ですね。古川町は白川が流れていますから、いきなり柵のない川があって、これもいろんな形で名物になっている。だけども、その真横にある商店街に入ってこないから、いかに動線を引くかということを商店街の人も頭を悩ませているらしいのですけれども、本府としてもその辺、まず人が来てもらう形にできるアドバイザーを、創生センターで課題として持っていてほしいなということは言及をしておきます。
あと、違う商店街の話です。一方で社会環境の変化で、買い物支援とかどころじゃないようになっている、人が全く足を運べない商店街が、例えば私の地域だったら今熊野とかがあります。テナントがどんどんあいて、テナントを募集しても入ってこないということがあります。このままいくと、有力な2店舗ぐらいしか残らないという商店街にもなっていくし、私の前任の先生がいたところは馬町商店街というのですが、もう商店街ではなくなっていますね。商店街としてみんなで出し合っていた商店街のアーケードの照明もお金を出せないから取り払うことになっていると。これは商店街が目減りしていくのは構造上、仕方ないと思いますけれども、どこかで歯どめはかけなきゃいけないと思うんです。ここ数年の推移の中で、商店街の疲弊度って何か数値化されてわかりやすいものってありますか。

◯上林商業・経営支援課長
先ほどおっしゃっていた商店街創生センターの取り組みとしまして、まず始めましたのが府内300商店街の各カルテづくりということで、そういう取り組みの中で、商店街を大きく4つに分類いたしまして、先ほど委員がおっしゃいましたような、どんどん空き店舗が広がって、道の両側に店が連なるような状況がなくなってしまって、そういう状況が長く続いているようなところが類型4ということで、これが商店街の中で約4分の1ございまして、ここにつきましては今からまた往時のにぎわいを取り戻すということは、正直、なかなか難しいと思っております。
商店街のストリートとしてのにぎわいということではなしに、その中でやる気のあるといいますか、何とか取り組みをしていこうというお店を、そのエリアで集積させるということでなしに、テーマで結んでいくような形で商業の活性化を図っていけないかなということで、今年度、絆商店群という事業を議会でもお認めいただきまして取り組んでおりまして、例えばモデルとしましては向日市の激辛商店街みたいな形で、エリアとして集積しているわけではないですけれども、激辛という非常にわかりやすいテーマで、いろんなお店が力を合わせて大きな集客を生むことにつながっておりますので、そういう成功例も参考にしながら、いろんな切り口で応援をしてまいりたいと思っているところです。

◯荒巻委員
では、周辺に何か魅力のある集積の中にある商店街に対しては、そこがちゃんとあるんだということを告知できるような何か広告のあり方であったり、観光客も含めた形での案内をぜひ強化してほしいという要望が一つ。
あとは、本当におっしゃるように、小売業、何かある物品に特化した形で売っている商店、個店が今、本当に厳しく、量販の時代になってきてしまっているから、本当に商店街って再生させていくことは難しいなというより、どう延命させるかの課題になっている感があるので、創生センターというところに夢は持ちたいのですけれども、片一方で現実として何か新たな役割というか、ニーズを生み出すというのは、ちょっと手の尽くせない状況になっているなという危機意識がすごく高いので、何とか商店街を再生できるような方策を強化していただきたいというか、ぜひ予算もつけてさらに強化してほしいなということを付随してお願いして、質問を終わりたいと思います。

◯秋田委員
今、せっかく商店街の話が出ましたので、まず最初に、先週、向日市の磯野議員に案内を受けまして、競輪場での激辛の催しに行ってきたのですけれども、あれはどれぐらい集客があったのですか。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 京都府議会議員
  • 元衆議院議員
  • 農商工労働常任委員会
  • 高齢社会の安心・安全対策特別委員会

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