平成29年農商工労働常任委員会2月定例会2日目 本文

◯馬場委員
紹介議員でありますので賛同を求める立場で御発言をさせていただきます。
この請願につきましては一昨年から活動されておりますLDA-KYOTOの皆さんが取り組んでこられましたアンケートに基づいた請願となっております。生活費や学費、住宅費に充てるための学生アルバイトの実態、こうしたものが示すように学生生活を維持する上でアルバイトが不可避になっていること、またそうしたことを背景にしてアルバイトの長時間化であるとかブラック化という深刻な実態は、本府も参加しておりますブラックバイト対策協議会のアンケートでも裏づけをされているところであります。
府としても、こうした深刻な事態をつかんでいる中で当事者である若者から上げられている切実な声に対してしっかりと答える必要があると思いますし、議会としてもこの声に誠実に応えていくということが求められていると考えております。ぜひ皆さんの御賛同を求めるものであります。

◯荒巻委員
私はもちろん若者の雇用改善を求める立場にありますが、この請願に対しては、まず理事者に確認しなければいけないと思いますけれども、実態調査をきちんとするということを踏まえて、指導是正に向けて労働局と連携して進めることがポイントになってくると思います。今、対策としてはきちんと行われているという答弁を各委員会やいろいろな審査の場面で理事者サイドからは聞いているわけですけれども、それがきちんとされているものであるならば、私は請願提出に至るものではないなと思います。
そこでちょっとチェックさせてほしいのですけれども、今出てきたブラックバイト対策協議会のアンケートや京都中小企業労働相談所においてきちんと実態調査を、平成27年度から平成28年度に向けては3割以上、アンケート対象をふやして、約3,000件近くにも及ぶ対象をちゃんと精査しているということで、それだけで終わってはいけませんので、それをさらに磨きをかけて、これからも実態の現実的な把握に努めていかれるのかを一つ聞かせてほしいのと、あとそれの対策に対して、やっぱり指導権限を有する京都労働局に対してちゃんと監督指導の徹底、また長時間労働の監督をさせていくという確認を京都労働経済活力会議で確認事項、第13回のほうで上がっていたのも私は見させていただいたのですけれども、方向性としてやっぱりブラック企業、ブラックバイトの根絶というものをきちんと、それを目的としているのであるならば、これは請願を出すのに至らないなと思いますけれども、ちょっと実態を聞かせていただけますでしょうか。

◯野村商工労働観光部雇用政策監
実態につきましては、ただいま委員から御紹介がありましたように、労働相談所での労働相談あるいは先般実施しましたアンケートなどで把握しておりますし、今後もこの取りまとめましたアンケートをさらに分析を深めまして検討していきたいと思っております。また、昨年7月にアンケートを行いましたけれども、継続したアンケートについても協議会の中で議論をしていきたいと考えております。
さらに指導是正につきましては、いわゆる法的な指導というのは労働局の所管になりますので、ブラックバイト対策協議会で労働局としてしっかりと法的な指導をしていくということを確認しておりますし、一方、京都府、京都市の取り組みとしましては、特に京都府では当初予算において就労環境サポート事業ということでアドバイザーの派遣ですとか、経営者の意識改革につながるようなシンポジウムですとか、あるいは分野ごとの就労環境の改善の会議ですとか、ワークルールの教育充実会議ですとか、こういったことを実施していきたいと思っておりますので、予算が通りましたらしっかりと進めていきたいと考えております。

◯馬場委員
今、請願になじまないであるとか請願に至らないというようなお話があったのですけれども、これは府民の声にしっかりと答えるというのは請願権が保証しているわけでありまして、そうしたことを委員みずからが言うということは、議会の役割を放棄するものだと言わなければいけないと私は思います。
そしたら、もう1点、私から理事者に確認したいのですけれども、京都府であるとか行政機関がこうした実態をちゃんとつかめているのかどうか、ブラックバイト対策協議会の中でもトラブルを受けた際に相談に行く窓口はどこですかという設問がありましたけれども、その中で行政機関が選ばれた割合は何ぼだったでしょうか。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 京都府議会議員
  • 元衆議院議員
  • 農商工労働常任委員会
  • 高齢社会の安心・安全対策特別委員会

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