平成30年予算特別委員会当初予算審査小委員会 書面審査 総務部 本文

◯兎本委員
過疎地域でありますし、職員数も少ないし、ニュースが少なく入ってきますので、ぜひともそういうふうな形で、京都府の職員、いろんなテリトリーを持っておられますので、国とのパイプ役となって交付金をとっていただきたいと思います。
 最後にお願いですが、先ほどから出ております市町村における地方創生を支援していただくためにも、高齢者の方の生活機能をどんどんバックアップしていただきたいと思います。中山間地域でもございますので、これに民間投資をどんどん入れていっていただいてやっていただきたいと思うんですけれども、自治振興課がこの進行役になっていただくようよろしくお願い申し上げまして、私の質問を終わります。

◯荒巻委員
 先ほどから出ております府有資産の利活用について、もうちょっと深掘りして聞きたいことがありまして質問いたします。
 府有資産の戦略的なファシリティーマネジメントということで、じゃあ、どう戦略的なのかということが大事だと思うのですが、そこまでまだ答弁が引き出されていないので聞きたいなと思います。平成30年度の予算措置としては、未利用地の売却として15億円の歳入の確保に取り組んでおられるということですが、先ほど幾つかの、どこが未利用地だとか、綾部に1件売却案件が出たとか、いろいろ聞いていますけれども、そもそもこれは行財政確保の取り組みをめぐる課題だと思うんで、単純に売るとかそういう問題じゃなくて、そういう目指すべき姿があってどういう過程で売却に至るのかとか、あるものを売らずしてよりどうあるかとか、全体的な話だと思うんですが、売るということはいつ売るかとか、誰に売るかとか、そういう時期の問題もあるし、相手によって京都府にちゃんとお金が落ちて、税収の確保にも大きくつながる、そしてそういう財源の涵養につながるような視点を持っているのかとか、それは府有資産の持つ経済的な側面であったり、産業の推進を助ける、そういうものに資する役割、またほかの側面ではいろいろ地域の住民の福祉に役割を果たしていくものもあるだろうし、また京都の持つ魅力をさらに発信していく、要は、最も適正に売却をして、後から京都府が最も大きな恩恵をちゃんと得られるような、こういう流れ、プロセスをちゃんと目指すべき姿として描いた上で、じゃあこの事業はどうファシリティーマネジメントとして描いていくのかという府有資産それぞれに対するちゃんとした評価の基準を持っているべきだと思うし、そういう基準の中で照らし合わせた議論の中で、じゃあこれは売却して、こうしたほうがいいんじゃないかとか、そういうプロセスが非常に大事なんじゃないかと僕は思うんですが、その辺の戦略的な部分についての言及をいただきたいなと思います。

◯松本総務部長
 ファシリティーマネジメントということでありますけれども、必ずしも売却することが主眼ではないだろうと思っております。狭い京都府でございますので、不動産は貴重な財産でございます。したがって、私どものほうで活用の余地があるのかどうか、市町村も含めて十分検証した上で、そこで活用の余地がないということであれば売却するのかとか、例えば売却一辺倒ではなくて、旧七条警察署の跡地のような本当に一等地は定期借地権というふうなことで民間の力を使って、府民サービスの拠点となります免許更新センターに加えてホテル等々建設することによって、財政的にも十数億円の効果があるということでやらせていただいたりとか、学研地域では旧私のしごと館、KICKでございますけれども、これにつきましても今数多くの企業の集積が図られているオープンイノベーションということで、こういう取り組みも全庁的に見ますといわゆるファシリティーマネジメントの一環だと思っております。売却すべきは売却すべきだろうと思っておりますけれども、先ほど来から少しスピードが遅いんじゃないかという御指摘もございました。確かに、一時期地価が下落傾向にあったときがございました。そういったときについては様子を見させていただいたというふうな時期もありましたけれども、財政状況が厳しいという現状もございますので、そのあたりもう少しスピードアップをして、活用すべきは活用する、売却すべきは売却するというふうなことでスピードを上げていきたいとは思っております。

◯荒巻委員
 部長から御答弁を賜ってありがとうございます。まさに、今お話しいただいたのは、府民満足の部分に照らし合わせても成功例です。そういうことで十分御留意されてなさっているのは重々承知なんですが、いろいろ時宜に合わせた戦略的な展開もしなきゃいけないし、相手もいることだし、また地域の人の納得も要ることだし、全部着地点に合わせるのは非常に難しい、困難なことだから、簡単に、別に隠しているわけじゃないけれども、公表しにくいというか、簡単にこうなっていくだろうということは示しにくい分、皆さんにはいろんな御心配も重ねてあるんだろうと思うんですが、そういう評価をしていく体系、先ほど委員で構成されているということだったんですけれども、この組織体の運営の状態ですね、定期的に何かやっているのか、そこがもっとよりよき、多くの委員から要望が出ていますから、それにかなった形で今後の何らか改善の方法とか、その辺の情報があれば教えていただきたいと思います。

◯菱木府有資産活用課長
 先ほどから申し上げております推進プランの委員の先生方の年1回のチェックのほかに、荒巻委員もおっしゃっていただきましたように、今が売り時なのかどうか、本当に今売れば高く売れるのか、どういう用途で売るのが一番いいのかみたいなところをしっかり押さえるためにも、不動産鑑定士を初めとする少なくとも2人以上のそういう土地の専門家の方に別途御意見を聞くようにして、売る時期なり、売る用途なりを判断するようにいたしております。

◯荒巻委員
 ありがとうございます。
 僕も質問の最初に言及したとおり、まずちゃんと評価した上で売るべきか売らないべきかとか、そもそも売るべき論ありきではないほうなので、あるものでよりよくしたほうがいいものはちゃんとてこ入れしたほうが、予算充ててやっていったほうがいいと思うんですけれども、その辺も含めて皆さん大変興味持っているところです。またまとめてから、次の機会で聞きます。ありがとうございました。
 以上で終わります。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 京都府議会議員
  • 元衆議院議員
  • 文化・教育常任委員会
  • 高齢社会の安心・安全対策特別委員会委員長

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