令和2年5月臨時会 討論

 自由民主党府議会議員団の荒巻 隆三でございます。私は、我が議員団を代表いたしまして、ただ今議題となっております令和2年度一般会計補正予算案をはじめとするすべての議案に賛成の立場から討論を行います。

 新型コロナウイルス感染症については、京都府内において、昨日までに358名の方の感染が確認されるとともに、16名の方がご逝去なさいました。
改めてご逝去なさいました方々に衷心より哀悼の誠をささげますとともに、ご遺族の皆様方にお悔やみを申し上げます。そして、また、現在治療中の皆様方の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

 京都府における新規感染者数は、不要不急の外出の自粛など、府民一人ひとりの努力の成果が現れ、5月に入ってからは確実に減少し、昨日まで12日連続で新規感染者が0人の日が続いています。
 緊急事態宣言の解除の目安として示された「直近1 週間の10万人あたり累積新規患者数、0.5人未満程度」もクリアし、39県の緊急事態宣言の解除に続き、今月21日には京都府の緊急事態宣言も解除され、 25日に全国の宣言解除に至ったところであります。

 まずは、制約の多い暮らしが続く中で、ご努力いただいた府民の皆様に敬意を表するとともに、医療関係者の皆様をはじめ、介護・障害者支援施設の職員の方々など、私たちの生活を支えてくださっている全ての皆様に心から感謝を申し上げます。

 さらには、京都府においては医療・検査体制の整備から事業者への支援に至るまで、これまでの間、切れ目なく府民に必要な施策を講じてこられました。こうした府民に寄り添った府政運営を高く評価するとともに、精一杯頑張ってくださっている府職員の皆様に改めて感謝を申し上げます。

 緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイ ルス感染症の終息を意味するものではなく、宣言解除後も、3つの密を避けるなど感染防止対策を緩めることはできません。
 しかしながら一方で、緊急事態宣言に伴う外出や営業の自粛等により、府内経済への影響は計り知れず、 感染防止とのバランスを取りながら社会経済活動を段階的に引き上げていくことが不可欠です。

 私たちの日常は新型コロナウイルスが出現する以前の状態に容易に戻ることはできません。このウイルスと共存しながらも、新しい生活様式をもとに「新たな日常」をつくりあげていかなくてはなりません。

 このように、「WITH コロナ社会」という新たなステージを迎える中で、西脇知事は、4月に引き続き速やかに補正予算案を編成し、本議会に提案されました。

 今回の補正予算案は、
 第一に、PCR 検査体制の拡充をはじめとする「医療・ 検査体制の更なる強化」、
 第二に、新しい生活様式に対応して事業の再出発を行おうとする中小企業支援など「WITH コロナ社会への対応」、
 第三に、子ども食堂の再開支援などの「WITH コロナ社会を乗りきる支え合い支援」
に取り組もうとするものであり、新型コロナウイルス感染症を巡る状況変化を踏まえ、時宜にかなった今回の補正予算案を高く評価いたします。

 また、第7号議案の「応援基金条例」の制定については、府民、事業者の皆様から広く寄附を募り、医療従事者や子どもたちなどを支援するための財源を確保しようとするものであります。是非とも、寄附者の「想い」を、基金事業として早期に形にしていただき、厳しい現場で御尽力いただいている医療従事者や、学校休業等により影響を受けている子どもたちなどに確実に届けていただきたいと思います。

 我々府議会としても、期末手当の額を減額しますので、その財源を京都府の支援策にご活用いただきたく強く思っております。
 その他の議案につきましても、いずれも今後の京都府政の推進に必要なものであり、我が会派として、すべての議案に賛成の意を表するものであります。

 安倍総理大臣は、国民の雇用と暮らしを守り抜いていくためには、もう一段強力な対策が必要であるとして、早くも第二次の補正予算の編成を表明し、今日にも閣議決定される見込みであります。

 我々京都府議会としても今し方、国に対する意見書を議決したところですが、国の第二次補正予算で講じられる施策が円滑に府民に届くよう努めていただくのはもちろんのこと、国の財源を最大限に活用し、再流行への備えを万全にしていただくとともに、極めて深刻な状況に陥っている京都経済が、確実に力強い回復を果たし、この危機を突破できるよう施策を総動員 していただくことをお願いしたいと思います。

 最後になりましたが、私たち自由民主党府議会議員団は、西脇府政を支える最大会派として、議員が一丸 となって、この「WITH コロナ社会」を乗り切り、京都府政の発展に貢献してまいる決意であることを表明いたしまして、私の賛成討論を終わります。
 御清聴、誠にありがとうございました。

あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員会 理事
  • 議会運営委員会 議会改革検討小委員会 委員長
  • 農商工労働常任委員会 副委員長
  • 持続可能な地域社会に関する特別委員会 委員
  • 京都地方税機構議会議員
  • 元衆議院議員
  • 元株式会社ワコール社員

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