・第106号請願「福祉灯油の実施を求めることに関する請願」
審査結果…挙手採決の結果、賛成少数により、不採択と決定した。
◯光永委員
紹介議員でありますので、ぜひ採択をお願いしたいという立場から若干内容について述べたいと思います。
昨年度も、政府の緊急対策として福祉灯油などが全国的にも広がったように聞いておりまして、本府の場合は伊根町と与謝野町が様々な形で実施をされたとお聞きしています。いよいよこれから秋・冬になっていく中で、所得の低い方や、あるいは高齢者の方などへの原油高の影響というのは、直撃するということは想像にかたくないわけで、ぜひ福祉灯油について、形はいろいろありましょうが、ぜひ実施をしていただくように京都府としても促していただきたいという請願であります。ぜひ採択をお願いします。
以上です。
◯荒巻委員
特別交付税(特交)でもう既に福祉灯油の助成の実施を行ってきたと聞いておることと、あとまた助成の中身等について、市町村の判断・意見を聞いていきたいということ、前に知事も本会議等で答弁があったと思われるのですが、その辺、理事者に現状をしっかり教えていただいた上で判断していきたいと思います。
お願いします。
◯健康福祉部長
この原油高騰等にともなう対策につきましては、本年6月に政府・与党で緊急関係閣僚取りまとめをされまして、一定の対応をしていくという方針が示されたところでございます。それを受けまして先月末に総務省から内簡がまいりまして、この福祉灯油という表現こそその内簡に入っておりませんけれども、離島・僻地等における対応について交付税措置を講ずるとされているところでございます。
一方、私どもも、原油高騰対策といたしまして障害者施設の送迎サービスですとか、先ほど御議決賜りました補正予算の中にも障害者施設等における対応を盛り込んでおりますが、この間各市町村と意見交換をしてまいりました。その中では、福祉灯油ということではなしに、エネルギーというのはほかにもたくさんございますし、一方でこういう限定的なものではなしに、その中で特に住民等からこれについて強く求める声を聞いてないという意見もございまして、また引き続き、今後市町村等の意見を聞いてまいりたいと思っております。
以上でございます。
◯荒巻委員
では、住民への直接支援という点では、各市町村がしっかりその判断をこれからされて方向性を出しているということですよね。福祉灯油だけに限らないということですか。そう認識してよろしいでしょうか。
◯健康福祉部長
交付税措置等も活用しながら、まずは各市町村でしっかりと取り組んでいただけると考えております。
以上でございます。