◯荒巻委員
具体的な金額は。
◯企画理事兼商工労働観光部長
確か1億2,000万円だったと思います。
◯荒巻委員
先ほど村井先生からもありましたけど、京都の歴史をひもとく部分というのでしょうか。参加者リストを見ますと、多くの京都の伝統に携わる方から神社、仏閣、多く参画しているわけで、そういう日本のふるさと京都として、なぜ京都が京都として成り立っているかという部分で、しっかり示せるチャンスだと思うので、そういった各参加者も例えば旧暦的な日本の四季の感覚とか、逆に大文字の前日まで続くわけですから、改めてそういった大文字というものも紹介できる。いろいろな人が多くの思いで、供養だったり、また願いだったり、いろいろな慈しみの心で見詰めているものですし、本当に京都を紹介できる絶好のいいイベントだなと思っているので、本当にことし初めてで、4月に実行委員会を立ち上げて本当に御苦労があって急ピッチでやっていらっしゃることに、感服しておりますけれども、最後に実行委員会の中で、こういったものにしたいというコンセプト的なことは書いてあるのですが、それぞれの団体のモチベーション的なこういうものにつなげたいとかがあったら、紹介していただきたいと思います。
◯商工労働観光部観光政策監
例えば、鴨川でしたら、今委員おっしゃいますように、大文字の送り火を鴨川の河原敷から昔からずっと見てこられましたので、願いの小径と名づけまして、京都の伝統産業、竹工芸、京焼き、清水焼、団体の方々に協力いただきまして、風鈴灯というものをつくりました。三条から御池間に108個並べて、LEDの明かりを中に入れて、ほのかな風とほのかな灯りと、そこをそぞろ歩きをしていただこうという形で、そこの中で京の七夕の意味も改めて考えていただくとか、いろいろな形のものを考えておりますので、何せ本当に初年度でございまして、次につなげるような形でステップアップできるように、かかわる者の思いを束ねて次年度、京都の本当に七夕という形で皆様方にアピールして、いろいろな方がたくさんお出かけいただけるような取り組みに育ててまいりたいと今、頑張っているところでございます。