平成22年決算特別委員会 書面審査 総務部 本文

◯荒巻委員
わかりました。では、その流れで続けていきますが、今おっしゃっていただいたように、もちろんその資産がもたらす最大の利益を府民に還元していくという御努力だと思うので、ぜひ御努力をこれからも引き続きいただきたいと思います。あと府有資産のほうで、まだ未活用の物件で、前、昨年あたりに活用の方向性の何かパブリックコメントで皆さんの意見を拝聴していたこともあったと思います。たしか20件ぐらいあったかなと思いますが、それの何か特筆しておく進捗とか、その辺も聞かせていただきたいです。
また、まさに府有資産の活用の理念というのは、今も申したように資産そのものの価値の還元だと思うので、そういうときに実際の府民の声を聞くということは片一方で大事であるというところを踏まえて、そういう意見を募ったのだと思いますけれども、その辺の進捗と、それをどう結びつけていくかということです。アクションプランで全体的な方向はいつも検討されているとおっしゃっていますけれども、関係者だけで個々にやってしまうとボリュームがあり過ぎてどうにも決まっていかないというところの、本当に進めていく上での二律背反な大変難しい検討だとも思いますが、いかによりよく活用するかということが聞きたいので、その辺の進捗と方向性だけ教えてください。

◯総務部長
さまざまな遊休財産になっているものについて、いろいろな有効活用の方策を探ったり、または、その道がないものについては早急に売却をしていくということで行っているわけですけれども、こういう経済情勢の中で利活用を、コストまで考え合わせて、単なるこんなことがあったらいいなというウォンツ的な話というのはあるにしても、そうではないものはなかなか出てこない中で、例えば七条署については御承知のとおりいろいろ具体的な検討が進んでおります。また、旧東山署につきましても、民間のほうにこれからいろいろ提案をしていくことになりますけれども、公共施設と民間の活用と、かつ地域にそぐうような活用の方策について具体的な提案をいただきながら進めていきたいと思っております。
いずれにしましても、いろいろ公共施設がリニューアルされていく中で、旧施設がより有効な使い方で、かつそれを行政がただコストを払うのではなくて、民間とも協力しながらコストを分かち合っていくという方向に進んできているものと考えております。

◯荒巻委員
わかりました。そういった以上のことを総合的に勘案して、ぜひ検討を進めていってください。御努力を期待しております。
以上で質問を終わります。

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あらまき隆三

荒巻隆三
(あらまきりゅうぞう)

  • 昭和47年10月27日
    京都市生まれ
  • 自民党府議団 代表幹事
  • 議会運営委員長
  • 予算特別委員長
  • 京都地方税機構議会 議長
  • 京都府実業団剣道連盟 会長
  • 京都府カヌー協会 会長
  • 京都府議会海上保安議員連盟 会長
  • スマートライフ推進京都府議会議員連盟 会長
  • 日米友好親善京都府議会議員連盟 副会長
  • 日韓親善京都府議会議員連盟 副会長
  • 京都府防衛協会 理事
  • 京都ボーイスカウト振興会 評議員
  • 糺の森財団 理事
  • 元 衆議院議員
  • 元 株式会社ワコール社員

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