◯荒巻委員
その件に関して、警察のほうと、そういう事態が起こったときの事態対処とかの話し合いとか打ち合わせとかマニュアルみたいなものとかは何ら今協議はしていない段階でしょうか。していたら現状を教えてほしいです。
◯健康福祉部こども政策監
隣の東山署と直接そういうお話し合いをさせていただいていることは、現時点ではございません。ただ、警察署に入った、例えばDVの事案であるとか虐待の事案を私どもに引き継いでもらうということは間々あることだと思います。ただ、私どもの施設の中に少年サポートセンターが入っておりますので、こちらの連携は、向こうも非行であるとか虐待なんかも含めた問題を抱えておられますし、いろいろな意味で連携をしていかないと、入った意義がございませんので、そういう意味で、今後ともいろいろそういう協議、ルールづくりみたいなことに努めていきたいと思っております。
以上でございます。
◯荒巻委員
わかりました。
では、あと最後に聞きたいのですが、先ほども複合的な案件が110件あったという認識で合っていますかね。実際にこれが一つの庁舎の中でセットになったことで、機能的に功を奏したこととかがあったら教えていただきたいと思います。
◯健康福祉部こども政策監
顕著な例といたしましては、虐待とDVとかが重なっていると。いろいろ話を聞いたら、DVでお母さんが来られて、実は子どももその周辺にいて被害を受けていたり、心理的な被害を受けているとかということもありまして、ではその両方をどういうぐあいに支援をしていこうかということで、両方保護すること、それから保護した後、両方をどういうぐあいに心理面等からサポートしていくかということで、それぞれの専門家がチームを組んで対応しているということも含めて、組織が一体化したことによるメリットは間違いなくあるのではないかと考えております。
以上でございます。
◯荒巻委員
そういったスピードというか、本当に迅速な対応ができる機関でありますので、これから蓄積されるいろいろなノウハウもあると思いますし、そういったものをぜひ体系的にこれから役立てて、より強力な総合支援機関としてそれがなし得るように、ぜひとも強化していただきますようお願いして、質問を終わります